9月に入って少しずつ涼しくなって来ましたね。
工房では今、ワードローブを作っています。
材料は去年、岐阜の材木屋さんで丸太から製材してもらったオニグルミ。
木目のまっすぐな部分を選んで、枠づくり。
こちらはワードローブ内部の壁で、細いパイプは依頼主さんと相談してつけたもの。
便利に使って頂けるよう、ちょっと部材の幅を増やしたりマイナーチェンジを加えながら製作中です。
I様、完成までもうしばらくお待ち下さいね!
これから製作予定のワードローブ、お客様から扉をルーバーにして欲しいとご要望を頂いています。
というか、市販のワードローブでルーバー扉のものがなかったので、くうちん工房にいらしたと言っても過言ではありません。
私も初めての加工なので、まずは試作。
自宅の物入れの扉が壊れたので、ちょうどいいやーとルーバーにしてみることに。
そしてめずらしく、白塗りにしてみました。
というのも、最近「家具にペンキを塗りたいんだけど、どれを選んだら良いの?」という質問を相次いで頂いて。
私としては、市販のペンキを室内のものに塗るのはあんまりお勧めできないなあ・・・と迷っていたんですが、自分で使ってみないことにはおすすめもできません。
で、色々調べて買ってみたのがこちら『バターミルクペイント』。
主成分はミルクカゼインだそうです。
塗装中は若干匂いはしますが、普通のペンキに比べると格段に楽。
固くて塗りにくい場合は水で薄めたり、使用後のハケを水で洗えるのも、とっても楽です。
2度塗りしたら、下地の木目はほとんど見えなくなりました。
あ、扉の下の方が開いているのは猫くうちんさんの通りみち用です。
この部分だけは布でカーテンぽくするので、注文した布が届くのを待ってます。
先週末、オニグルミのダイニングテーブルを納品に行ってきました。
うちの愛車ホンダフィット、テーブルはなんとか車内には納まるものの、天板と脚をばらさないと後ろのハッチを通らないので分割して運ぶことにしました。
でも結果的にはこれが良かったみたいです。
H様のお宅でも、玄関からリビングへの廊下に一ヶ所だけ狭いところがあって、天板つきでは搬入できなかったと思われるので。
テーブルの場合は、これからも天板は別に運んだ方が良いかな・・・と思いました。
重さも分割されて、運びやすいですしね。
さて、こちらのテーブルは900mm幅×1500mm長のダイニングテーブルと、400mm幅×900mm長のデスクに分かれています。
デスクの方は、更に天板が折りたためるようになっています。
普段は小さいデスクにノートパソコンを置いておき、必要な時に天板を広くして使いたい。
お客様をおもてなしする時には、テーブルとデスクをくっつけて広い天板でゆったり食事を・・・という奥様の要望で、こんな形になりました。
ちなみに天板の下に棚板をつけたのも、奥様の発案です。
椅子に座った時に膝が当たらないよう、高さはなるべく抑えました。
読みかけの雑誌や新聞、箱ティッシュなどこまごましたものが収納できます。
小さなカゴにお箸を入れておけば、配膳が楽になるでしょ!と聞いて納得。
うちでも真似しようかなあ。
さらに天板には2つ穴が空いていて、普段はウォールナットのふたで閉じられています。
こちらは、食卓でお鍋や鉄板焼きをする時やミシン作業の時、コンセントのコードが通せるようになっています。
コードがテーブルの上を這ってると、確かに邪魔ですもんね。
これも真似したい(笑)。
メンテナンスのワックス、塗り方が簡単なので小学生のお姉ちゃんにやってみて~とお願い。
Sちゃん、どうもありがとう!
緑の多い街並みに、レンガの外観が映える素敵なおうちです。
くうちん工房のテーブルを仲間入りさせて下さって、ありがとうございました。
6月に入ってから、オニグルミのダイニングテーブル&デスクを作ってます。
これはダイニングテーブルの脚。
天板の下に棚板をつけてあります。
この棚板、脚には2枚ほぞで入っていて、妻手と長手の幕板には小穴をついて大入れで少しずつ入ってるんですが、脚全体が頑丈な感じになりました。
棚板自体はそんなに厚みはないんだけど、脚が箱に固定されたみたいな感じで非常に良いです。
工房の展示兼用テーブルもこの方式で作ろうかなあ。
雑誌とか箱ティッシュとか入れておけて便利そうだし。
天板には、なぜか四角い穴。
うまくできると良いなあ。。ドキドキしながら加工中。
で、こっちもオニグルミで作ってる月型テーブル。
この天板をトリマーで成型してたら、ダブテールガイドが急に緩んで飛んで行っちゃって(涙)。
工房内を探しても全然見つからないので、ネットで注文して急いで送ってもらったら、工房と間違えて自宅の住所を指定していたようで。
来ないなあ来ないなあと仕事しながら待ってたら、自宅に昼来て不在票が入ってたという。。
夜も外出してしまって自宅でもうまく受け取れず、朝から少し遠くの佐川急便の営業所まで荷物取りに行ってきましたよ。
まあ、そんな日もあるよ・・・と自分をなぐさめつつ。
今週から作業後にシャワー浴びて着替えてから帰ってます。
ああさっぱり☆
しあわせ~~~
台所の出窓の部分に、鍋や調味料・ラップなど細々したものをすべて収納できる小さな棚が欲しいんです!と、メールを頂いて。
I様からもらった最初のスケッチはこんな感じ。
こういう風に描いてもらうと、作り手としてはとても考えやすいです。
ここから図面を起こしてプランニング。
途中、下の段はタイル貼りにしたいのです~というI様にスペインタイルのお店を紹介して、選んで工房宛てに送って頂きました。
青が素敵!
(厚みがバラバラで、貼る時に難儀したのはナイショです)
毎日この棚を使って、お料理のたびにうれしくなってもらえたら、とてもうれしいです。
お母様はキッチンラックに合わせて、新しい調味料入れを選んで下さっているそう(^^)
I様、お母様、ありがとうございました!
秋にまた、ワードローブを持ってお伺いしますね~!
仕事の合間を縫って、娘用の本棚+おもちゃ棚を製作していました。
材料はオニグルミとウォールナット。
自宅用なので、材木屋さんから買ったけどあまり色目が良くなかった材や、仕事で出た短材を側板に使ったりしてます。
棚板の位置を確認中。
上が絵本棚、下がおもちゃ棚になります。
うちには方々から頂いた絵本があふれているので、それらを全部収納するべく大容量です。
真ん中の引出しには、最近買った娘用のハサミやクレヨン、お絵かき帳などが入る予定。
久しぶりに吊り引出しにしてみました。
娘用なので天板は低くおさえ、でもおもちゃ棚の高さも減らしたくなかったので、かなり浅くなっちゃったけど。
ウォールナットとオニグルミは、オイルを塗ると色の違いがはっきりします。
天板と抽斗の前板はウォールナットで、あとの本体はオニグルミです。
くうちんのごはん箱はセン材を使ったので、もっと色の違いがはっきりしてるんですが、こっちの「似た者同士」な感じもとても好き。
自宅に設置した様子は、またのちほど。
先日、タモのダイニングテーブルとベンチを納品してきました。
40mm厚の天板で、幅900mm~1000mm×長さ1800mmと大物。
この厚みと大きさになると私一人ではひっくり返すのが難しくて、週末にまうちんさんに来てもらって、脚に載せるのを手伝ってもらったり車に乗せる算段をしたり。
そして本当ならレンタカーを借りて納品するべきところ、お客様のM様が車で取りに来て下さるということで、お言葉に甘えさせてもらいました。
しかーーし。
ベンチはともかく、テーブルの脚と天板は乗用車に載せるのが難しい大きさ。
なんとかうちのフィットに脚を入れ込み、M様のファンカーゴに天板とベンチをお願いして。
ファンカーゴは、運転席と助手席の間に長物を積めるつくりになっているので、天板をなんとか積むことができました。
やれやれ。。
そのまま2台の車でそろそろと移動し、ご自宅へ。
車からの運搬まで手伝って頂いて、ありがとうございました。
(M様撮影)
M様、本当に長い間待って頂いたお客様なのです。
くうちん工房がまだ週末工房だった頃に、小さなキャビネットをご注文頂きました。
土日に少しずつ作って納品した時に「今度はダイニングのテーブルも作って欲しい」という話が出たのが一番最初。
その後お引っ越し先となるマンションのモデルルームに一緒に伺って、部屋の内装に合わせてタモ材をご提案。
そこから材料を探し、やっぱり共木で作りたい!とタモを丸太で購入することとなり。
木材の乾燥を待って頂いて昨年末に工房に材料が到着、そして今回納品と相成りました。
「急がないので良いものを作ってほしい」とお気づかい頂いて、途中脚のつくりの変更などもあり、更にお待たせしてしまってすみませんでした。
今回無事に納品できて、やっと肩の荷が下りた気持ちです。
M様、ありがとうございました!
あああ・・・寒い。
今日の関東はとても寒くて、昨日暖かかった分だけ辛く感じます。
昨日は花粉がどーしようもないくらい飛んでいたので、その点では寒さに少しは感謝したい気はしますが。
いつも冬が始まると、寒い工房とリビングの間のドアを早く作りたいなあ、、と思い続けて。
仕事の合間を縫って、やっと組み上がりました~。
オイル塗りを手伝ってくれた夫と2歳の娘よ、ありがとう。
とはいえまだ枠だけなので、今日の寒さには何の役にも立ってないんですが(笑)
横物の高さは、工房の外から覗き込んで薪ストーブが綺麗に見える位置に設定しました。
ああ、ガラス早く届かないかなあ。。
そしてダイニングテーブルの方は、先週天板を接いでこんな感じになってます。
M様、出来上がりまでもう少しお待ち下さいね!
東京は先日大雪(と言うと北国の方に笑われるかも)が降り、工房の周りも真っ白の雪化粧となりました。
薪ストーブありがたいなあ~と思いつつ、外とつながった作業場側での作業も多いので、手をあぶっては作業場に戻り、作業してはお茶を飲みにストーブのそばへ・・・といった具合です。
先週は、ダイニングテーブルとセットになるベンチの脚を作っていました。
手持ちのハタガネでは長さが足りないので、ボルトで連結。
この間接いだベンチの天板をのせてみたところ。
板の端は、これからもっと耳っぽくなめらかに仕上げていきます。
さてその一方で青色申告もしなくては~~!と、必死でパソコンに入力中です。
初年度で良く分からないので、来週地元商工会議所の無料相談会に行ってこようかと。
去年何回か青色申告会の勉強会に参加していたのですが、「申告については会員にならないと質問にはお答えできません」と言われてしまって。
まあ仕方ないとは思うけど、急に相談を打ち切られてしまったので周りの方もおろおろ(皆さん初年度なんです)。
そもそも今年青色申告にしたのも、去年白色で申告していたら青色のコーナーに連れて行かれ
「来年は青色にしなさいよ!ねえ、しない意味なんてどこにもないよ、なんでここにハンコ押さないの?疑い深いなあ~。」
「ノートに手で記入していって申告してる人だっているんだよ。事務処理なんて大丈夫だよ、早く申し込みなさいよ!」
とか勧められて申告会場でハンコを押してしまって。
これ、クーリングオフってねえのか?と後で思ってしまったくらいです。
青色のメリットは分かりつつ、1歳過ぎ(今は2歳)の子供を見ながらの事務処理は非常に滞るので辛かったです。
来年にしたかったよ。。
勉強会で隣に座ってたアパート大家さんの老夫婦の方、大丈夫かなあ。
いやいや、他人の前に自分の心配をしなくては。
おおう、もう1月が終わってしまう・・・。
もう1年の12分の1が終わってしまうのか?!と焦りを感じつつ、タモ材ダイニングテーブルの木取りはじっくりやっております。
同じ丸太から取れた板なので、あんまり悩まないで済むかな?と思っていたら、案外板ごとに個性が強くて、かなり悩みました。
900mm幅のテーブルは最初は3枚接ぎの予定でしたが、現時点では4枚接ぎの予定です。
いや、完成時には2枚接ぎっぽく見えるはず・・・という期待を込めて。
並べてみると厚い!大きい!
ワタクシ、一人で完成まで持ち込めるのでしょうか。
去年ギックリきた腰と相談しつつ、製作中です。
その合間にウォールナットの月型テーブルを製作。
天板用の板も届きました。
3.6メートルあるウォールナット材、残りは自宅本棚に使おうかと思ってます。
そう、自宅の本棚を作りたいのです。
家具屋の家なのに、娘の絵本は棚にしまい切れずあふれ放題。
もらいもの(これもどうなのか)の背の低いタンスは、娘にいたずらされるため引き出しの中身が空のままリビングに鎮座し、「もう限界だよね」とまうちんさんと話し合い。
天井まで届く、作りつけの本棚を作りたいんですよ!
下の方は娘用のおもちゃと絵本棚、中段に小引き出し、上段に大人用の書類入れ。
図面はもう描きあがりました。
しかし、誰がいつ作るのか?
もう4月くらいまではお客さんの注文で予定がいっぱいなんです・・・(もうかってないけどね)。
そして今ご相談中のお仕事がもし全部決まると、夏と秋まで埋まってしまう。
秋には去年お受けした仕事の材料が届いてしまう。
うーん。うーん。。
自分が3人くらいいたらいいなあ、と思う今日このごろでした。