くうちんのごはん箱 改訂版

さてさて、合間を見て作っていた猫くうちんのごはん箱。
8歳のお誕生日に間に合って完成しましたよ~。

白木の部分は余り材のセンで、ふたの部分はウォールナットを使いました。

この陶器の窓、100円ショップに売ってたんですよ!

町田駅modi地下のkitchen-kitchenというお店、
ダイソーとかにはないおしゃれな雑貨があってうれしい。
この窓も、何かに使えないかなあ・・・といくつか買ってとっておいたもの。
そうそう、このお店の品揃えはすぐに変わってしまうので、「やっぱり欲しい」と買いに行くとなくなってたりします(あと2個買っておけば良かった)。


タイマーの機構は元のごはん箱と一緒で、熱帯魚用の自動給餌機を利用しています。
4食分→8食分へ箱を増設。1食分ずつ、右下の出口から出てくるしくみ。
くうちんに「ねえねえ、回数増えたから3泊旅行に行っていい?」って聞いたら、無言で怒られました・・・。

ふたの取っ手が、屋根の煙突みたいになって満足。
こちらはロイヤルホームセンターに普通に売ってたツマミ。
最近、ホームセンターでも可愛いツマミや取っ手を売るようになってうれしいです。
細かい話だけど、マイナスの黒ビスなのもポイント高い。

えーと、このごはん箱は日曜大工仕様なのでご注文はお受けしてません(^^;
どうしても欲しい!と言う方は、メールでそおっとご相談下さい。

お腹いっぱいな打ち合わせ

munaさんからのご紹介のお客様、KIYATA家で打ち合わせとなりました。
午後2時集合なのに、「なんとかお腹すかせてきてね~!」とmunaさんからのメール。
こういうことなのね!

休日なので、打ち合わせなのに家族連れで参戦させてもらいました。
munaさん、Jさん、ありがとうございます。

munaさんの料理、どうしてこんなに国際色豊かなんでしょう。
うちでタケノコの煮物なんて作ったら、どうしても和風オンリーだものねえ。

とりあえず食事から始まり、お腹一杯になったところで打ち合わせ開始。
最近は「こういうの作れますか?」というご相談を受けることも多くてありがたいです。
図面を描いて作りを考え、必要な木材の量や人工を計算して見積もりを出す・・・という一連の流れは、ひとつひとつとても勉強になります。

お客様Jさんの持って来てくださった、アイスクリーム。

蓋に手書きで、「プリン」とか「メープルミルク」とか書いてあるんです。
じゃんけんに勝った私が選んだのは「サボテン」。
サボテン・・・初めて食べましたよ。甘酸っぱくて美味しかったです。
本物のサボテン、こんなにおいしいのかなあ?

J様、ワードローブの図面お送りしますので、しばらくお待ち下さいね!

KIYATA家の猫さんたち。
階段の上から、うちの怪獣(娘)の動向を伺ってます。
かわゆすなあ。

仕事始めと資産税課

2010年は今日から仕事始め。

そして今日は、市の資産税課の人が固定資産税(建物)の査定に来る日でもありました。

実は年末にひともんちゃくあり。
その日は自宅に居た私、携帯の電話が鳴ったので出てみると資産税課のお役人さんからでした。
「今どこにおられるんですか??」と言われ、何で怒られなきゃいけないの?と思いながら自宅ですと答え。
そしたら、「相原の方(工房)に来られるのはいつなんですか?」と聞かれたので、「年内でしたら・・・」と言ったら。
「いやいやいや(失笑)、年内は今日で仕事おしまいですから!!」とお役人さん。

12月28日のことでした。。
もろもろ言いたいことはあったのだが飲み込み、今日の10時から15時の間(長くねえかそれ)に訪問を受けることになったわけです。

さて「もう2年越しなんですよ!」と怒られ(意味わかんない)、現在の内装で税金の額を決めてもらうことに。
工房側は床=モルタル、壁=石膏ボード貼り、天井=仕上げなし。
リビング側は床=フローリング、壁=一部石膏ボード貼り・一部石灰モルタル(理解してくれたかなあ?)・一部板貼り。薪ストーブの炉台部分は壁・床ともレンガ。
その他、ユニットバスの広さや追い炊き機能の有無、トイレなどのドア(うちは「仕切りなし」)、キッチンの長さ・・・などの項目がありました。


まあ無事に「固定資産税査定済み」のシールを貼ってもらいました。


その後は、たんたんとテーブルの加工。
ギックリ腰、というかお尻と右足の痛みはだいぶ良くなりました。
普段の1日分の仕事を2日に分けてやってる感じですが、少しずつでも進められるのはありがたいことです。

3連休

赤ちゃん向けのおもちゃ用の木材をずっと探していましたが、ネットでここを見つけてブナ材を売ってもらうことになりました。

あまり知られていないことかもしれませんが、家具用や建材用の木材には防腐剤や防虫剤が注入されている場合があります。国産の広葉樹材ならいいかな・・・と以前は思っていましたが、サンプルのおもちゃを子供たちがどんどん口に入れるのを見て、やはり胸を張って安全と言える材料で作りたいなあと思うようになったのです。

こちらのお店「小さな大工さん」で輸入しているブナ材はドイツの製材会社のもので、防腐剤を一切使っていないそうです。

奥の黒い木材はアクセントに使うウォルナット材。こちらは残念ながら、同じ製材会社のものではありません。中国産のものはやはり安全性が信用できないことが多い、とのことでアメリカで製材されたものの端材を送ってもらいました。

さて3連休のうち1日くらいは工房に行きたいな・・・というわけで、今日は午後からちょっとだけ行ってきました。赤ん坊にとっては初工房。
今年の冬は念願の薪ストーブを導入予定なので、炉台のレンガの算段と裏に隠れる部分の漆喰塗り(うまーく塗れ~る)をちょっとだけ。
産後初のセルフ作業、たーのしーい!!

   ***

最後は工房とは関係ない、完全に趣味のお話。
漆喰塗りを終えた後、工房近くでやっていた催しものに行ってきました。イベント自体はほぼ終わってしまっていたのですが、お目当ては地元のサッカーチーム「町田ゼルビア」のブース。Jリーグを目指すこのチーム、何年も前からずっと応援してるのです。

工房の壁に飾れるような旗があるといいなー、と「ミニフラッグ500円」を見せてもらおうと思ったら、残念ながら売り切れとのこと。
しょうがないなあ・・・と思いつつ、冗談で「これは売ってないですよねー?」とテント脇で揺れている大きな旗を指差したら、「あ、これで良かったらどうぞ!」と。
これまた一般には売っていない大きなフラッグなのですよ。

大興奮の我々、ぜひ売って下さいとお願いして手に入れてしまいました。
お値段は・・・「うーんと、1000円でいいですよ」。本当にこんな使い古しの旗でいいんですか?とおっしゃる事務局の方に、「すばらしい!ありがとうございます!」と大喜びの私たちでありました。

キャビネット完成!

ようやっと完成しました!
電気部分にやっぱり時間かかりましたね~。慣れてないことって難しいです。

「ナイトテーブルとして使うので、フットライトみたいなのをつけてほしい」と依頼されたので、
底板に小窓を掘り込んで曇りガラスを落とし込み、扉にも曇りガラスを使用しました。
(ガラスはこちらで購入しました→有限会社コダマガラス

扉を開けるとこんな感じ。


電線が余るのは嫌だったので、まうちんさんにハンダ付けを依頼。「オレ下手なんだよね。。」と言いながらやってくれたまうちんさん、ありがとう!

「銀色にして下さい」と頼まれた足はさんざん悩んだ末に、塗装屋Iさんに木の棒を塗装してもらいました。

写真だと分かりにくいかな?発色がとても金属ぽいんですよ!
(底の部分にはこの後フェルトを貼りました)

やーーー。完成してよかった。
しかし長すぎ。会社で作ったら、木取りから塗装まで1週間くらいだもんな~。

ガラスの値段。

作成中のキャビネットにガラスを使いたいと思って、いくつかのお店に問い合わせしてみました。
会社でつきあいのあるガラス屋さんが一番安いかな~とは思ったんだけど、とりあえず自分のポリシーとしてなるべく自力で開拓したいので、そこはぐっと我慢。

まずはネットでガラス屋さん2軒に問い合わせ。
1軒目からメールで返事。「送料込みで9,317円になります。」
・・・ちょと待てよ。高すぎねーか?

ちなみに欲しいガラスは以下の通り。
 ・A:棚板のフロートガラス(通常の透明ガラス):5mm厚 266mm×280 mm(側面磨き仕上げ)
 ・B:扉用のフロストガラス(曇りガラス):5mm厚 266mm×340mm
 ・C:底板につける小窓用のフロストガラス:3mmまたは5mm厚 70mm角(できれば角R)

1軒目は棚板も曇りガラスで見積もりを頼んだので高かったのかとは思いますが、それにしても。。
2軒目のネットガラス屋さんには、棚板を透明ガラス・小窓用は角Rなしで見積もってもらいました。その結果、
 A:790円
 B:1,100円
 C:350円
 送料・梱包代:1,550円
合計で3,790円になりました。1軒目のお店ではCの70角が2,500円の見積もり。角のR加工つきとはいえ、この値段の差って何なのかなあ?

昨日は会社帰りに町田の東急ハンズへ。
以前ガラスを購入したことがあったので、高いだろうなあとは思いつつ店員さんに聞いてみることにしました。
「う~ん、店舗が駅前に移動してからガラスは入れにくくなっちゃったんだよね。前は普通に仕入れられたんですけど。。」
と言いながら、電話でガラス屋さんに問い合わせてくれた店員さん。結果はA:1,260円(仕上げ加工なし)、B:2,900円(!)、C:値段がつけられません でした。

木材の値段もピンキリだけど、ガラスの値段も良く分からないなあ。
ちなみに、町場のガラス屋さんはあまり小売はしてくれないようです。平日昼間に動けないのがネックでちゃんと問い合わせしてないのですが。
ホームセンターでも輸送中に割れる可能性が高いので、注文でもガラスは扱いませんとのこと。

うーん。案外手に入れにくいんですね、ガラスって。

椅子の展覧会

家具屋の年末は例年どおり忙しく、今日やっと時間が取れたので仕事帰りに『家具デザイナーの日曜大工展』に行ってきました。
まだ私が20代の頃、バンタンキャリアスクールという所で家具のデザインを教えてくれた先生:山元博基さんの展覧会。家具を作りたいのにどうしたらいいか分からなかった私に、職業訓練校を教えてくれたのもこの方です。

会場にあったもの。
たくさん並べられた自作の椅子。
試行錯誤した図面。
細い丸足で貫のない華奢な椅子、「これは記号としての椅子なんだ」。

職人をやっていると、作りやすさを優先してデザインが後回しになってしまうことがよくあります。
本当に久しぶりに、デザインを追及して作ったものを見た気がしました。
どうやって作るんだろう?と職人的な興味も沸きましたが、今日は頭を空っぽにして椅子を楽しんできました。

展覧会は明日まで、『アートフォーラムあざみ野』でやっています(入場無料)。

キャビネット


久々に夜作業。
半分に割ったナラ材はやっぱり反りがちなので、仮組み+ハタガネで軽く締めて置いてくことに。
コンプレッサーがあるから、木クズをエアーで吹き飛ばして帰れるの、うれしすなあ。

これからまうちんさんと待ち合わせ、ラーメン食べて来ます。