寒さに耐え切れず

朝、家でホームセンターのチラシを見ていたら。
「暖房特集」!
・・・そう。くうちん工房、寒いんです。
先週はがんばって早起きして工房入りしたけど、「寒い!寒いよ~!」
結局2人で寝袋を膝にかけたまま、レトルトスープをすすって日が高くなるのを待ちました。

あああ。買っちゃいましたよ。→
でもあったかーい(^^)
暖かいだけでテンションup↑。今日は遅出だったけど、結構作業もはかどりました。

まず、先週半分に割って置いておいた板を自動送りに通して厚さ決め。
高かったナラだけあって、全然フシとかありません。すごいなあ・・・きれいやね。
次に板ハギ。1枚ではさすがに幅が足りないので、2枚を接着するわけですが、方法はちょっと迷いました。

ビスケットジョイントカッターは持ってないし、ダボでつなぐのは精度の問題もあって余り気が進みません。
結局雇いざねでやることにしました。

雇いがゆるすぎると後から落ち込みが発生しそうなので、しっくり来るくらいの小穴にします。
きつすぎると板同士の接着が甘くなるので、難しいところですね。

ハタガネで締めて、作業終了。

SOMAXのNo.550 T型クランプ、買ってしまいました。。
木材も買ったしハタガネも買ったし、おとといはハワイ用にメガネも新しく作っちゃったし(木屑でキズだらけになっちゃったんで)。

早く給料日、来ないかなあ・・・。

出番を待つ。

この間買ってきたナラ材、42mmの厚板だったので半分の厚さに引き割ることにしました。

どうやって半分にするかなー?と考えて・・・木端に軽く手押し鉋をかけて平らにしてから、昇降盤で出せるだけ刃を出してぐるっと一周。
10センチくらい残った真ん中の部分は、手でぎーこぎーこノコギリをひきました。

いやあ・・・疲れた。。一枚やるのにものすごい疲れました。
発案は良かったと思うんだけどなあ。機械でやった部分がガイドになるから、斜めにぶれることもなかったし。
敗因は刃渡りがあんまり長くなかったことと刃が切れなくなってきたことと判断して、帰りにホームセンターで大工さん用の大きな鋸を購入。

週末にリベンジです。

木のスイッチ

昨日作った試作スイッチはこちら↓。

まうちんさんの発案で、既製のフラットな照明用スイッチ(バリアフリー型っていうのかな?)に薄くした木片をくっつけてみました。
左に開けた穴は、ホタルスイッチの明り窓です。
掘り込みがちょっと面倒ですが、シンプルに仕上がってとてもいい感じ。

中はこんなふうになってます。

帰ってきました。

今日は江戸川区にある、広葉樹を扱う材木屋さんに行ってきました。
杉などの建材を扱う材木屋さんは地元にもたくさんあるのですが、家具に使うナラや桜などの木材を売っているお店はなかなか少ないんです。

今回は12月に結婚式を挙げられるお二人に頼まれた、キャビネットの材料の買出しです。
前もってナラ材で見積もりを頼んでいましたが、社長は「好きに見てっていいよ~。決まったら、印つけといて。」
と、言ってくれたので。

製材所の中に足を踏み入れると・・・ところ狭しと立てかけられた木材の山!
はっきり言って木の粉やほこりだらけで、何がどの材種なのかよくよく見ないとわかりません。
でも社長が出してきてくれたナラ材は、木目が通っていてとてもキレイ。
扉に使う柾目の材料も、「この節の手前で切って、3枚に割ってください」と製材の方にお願いすると、使う分だけ売ってもらえました。

今日買い込んだ材料はこちら。↓

ナラの他に、とても綺麗だったので樺も買ってしまいました。

うれしいなあ・・・。
やっぱり広葉樹を買うと、やっと家具屋っぽくなってきた!と感慨が沸きます。

見学に…

この間の朝、通勤中に寄って下さったCRAFSONさんの所へ見学に行って来ました。

もう暗くなってからお邪魔したのですが、色んなことをお聞きしました。
オーストリア製の木工機械、スペイン製のトリマー・・・今まで見たことない機械もあって、びっくり。
専業で仕事をしている方に聞く話って、やっぱり勉強になります。
クランプのこと、角ノミの精度、木材の乾燥について、ウレタン塗装について。。

本当にありがとうございました!
また、お邪魔させて下さい。
なるべく朝出勤を心掛けますので、くうちん工房にもぜひまたお寄り下さいね。

夜の作業


会社のIさんに隙間家具を頼まれて、仕事ではほとんど使わないパイン材に挑戦。
「簡単でいいよ~」とのことなので、ビス留め+ダボ埋め。

しかし、会社で家具作った後に工房行って家具作り。楽しいけど…ひょっとして木工馬鹿??

試験終了、そしてららぽーとへ

家具手加工の学科試験が終わり、やっと解放されましたー。
やれやれ。後は結果待ちですな。


さて、せっかく横浜方面に来たので、まうちんと『ららぽーと横浜』に来てみました。
ここには「玄創工房」という貸し工房があるのです。木工や陶芸、ミシンや彫金、ガラスなど様々な教室を行う大工房と共に、小工房という1坪くらいの個室があります。

くうちん工房も将来的には時間貸しなどをしていきたいので、まうちんと木工大好き夫婦になりきって説明を色々と聞いてきました(スミマセン)。

木工房向けの小工房を見せてもらうと、トリマーやジグソー、各クランプなどが部屋の中に配置されてます。一人で好きに使えて料金は45分720円~。大工房でも各自好きなものは作れますが、木工の時間はプログラムで決まっていて1回2時間(大型機械は無し)。
経営母体はナムコ、団塊の世代をターゲットにしているそうです。

んー。なかなか勉強になりました。
しかし料金が意外に高い(小工房に半日いたら3000円以上)ですね。あと、私の目下の心配が「お客さんが作業中にケガをした場合どうするのか?」なんで参考に聞いてみたかったんですが、ちょっと無理でした。

「家族サービスの一環として皆で陶芸」っていうお客さんもいるらしいです。
くうちん工房も、家族でテーブルとか作成→焼印押して完成→薪ストーブ前でコーヒー・・・っていうコース(?)どうかな?と夢想中。
しばらくは土日限定でもいいしなー。会社員と2足のワラジ、無理かなー。。

***
そうそう、玄創工房の外には画材などを扱う『uni art』があって、これはホームセンター『ユニディ』の系列店。もしや・・・と思って会計時に『ユニハードウェア』(プロ向けユニディ)の現金専用割引会員カードを出してみたら、店員さんはしげしげと見つめた後レジにカードを通してOKサイン、「このカード初めて見ました!」と言っていました。

そうですね。『ユニハードウェア』に行く現場作業員で『uni art』で買い物する人、あんまりいないでしょうね。
ちょっと優越感(?)に浸った私でした。