買えるらしい。

あの土地買えるらしいですよ、奥さん。

今日連絡があって、売主さん全員がこの金額でOKとのこと。
今週の日曜日に仮契約で手付金(金額の1/10)を払う。

条件としては
・引渡し前に建築確認申請を行う
・現況引渡しで我々が解体工事を行い、建物滅失の状態で登記する

上の条件は、本当に私たちが建てたい建物を建てられるのか?ということを
確認してから購入したいということ。
もうひとつの条件は、おんぼろ建物といえども登記費用がかかるので、どっち
みち解体してしまうなら登記変更前にしてしまおうという不動産屋さんの判断。

ずっと待ちの状態だったから、テンションちょっと低いですが。

よかった。

ごぶさた

久方ぶりの更新。さぼってたのもあるけど、事態が動かなかったので。
待ちってしんどいですね。特に私はせっかちなので、自分が動いて何とかなるほうが精神的に楽です。

今日は不動産屋さんから連絡があり、
・再建築可は決定、と役所から電話あり
・とはいっても建築条件に規制があるので、建てたい建物の建築申請が通ることを条件に
相手方に交渉を開始します~

ぶらぼー!再建築!!

価格が上がるとしても、やっぱり建物建てられる土地のほうが安心感あります。
急に火事になって全焼しちゃったら・・・とか思い悩まなくていいわけだし。

水道は相変わらず工事にお金が掛かる模様。

まうちんとくうちん工房のスタンスについて話し合いを交わす。
木工業の旦那さんもちょっとうらやましいですが、ある意味で先を行く(木工業界はかなり保守的な業界なので)コンピュータ業界の旦那に相談に乗ってもらえるのも悪くないです。

今日は海老名のカレー屋にデビュー。
カレーはそこそこでしたが、チャイはおいしかったです。

市役所からおとんに連絡があり

どうやら再建築可、とのこと。

売主サイドの不動産屋が市役所に説明したところによると・・・
「町田街道をはさんで向かい側にある農協のポンプ施設はそれ自体は無人の建物だが、農協の他の施設と一体のものとして見ると集落要件を満たす」
ということらしい。

なんだかなあ、グレイゾーンですな。本来は無人の施設は集落要件の「建築物」とは見なさないのが原則らしいので。
結局、理屈をつけたもん勝ちということなのか。

そんでもって買い手希望者は複数いるらしく、結局かなり値切った我々は優先順位が低い感じ。

でもまあ、身の丈を知るというのは重要なことです。我々に出せる金額は決まってる訳だし。
そっちが高飛車に出るなら、別に買えなくてもいいもん。
もっと安いボロボロの一軒家探すもん。

今日は久しぶりに定時であがれたから、町田で二人しこたま飲む。
明日はお休みだあ~!
久々の休みだから、自宅で温泉ごっこの予定。
朝から重曹泉に入って、おこたでゴロゴロして、くうちんをなでくり回す。

楽しみだね。

やっとおとんからの手紙を

受け取れました。
小包扱いだから郵便局の不在票が入ってて、しかし忙しいから郵便局が開いてる時間には
帰れないのだ~。(しかし朝7時から夜8時までやってるのにね。ぶつぶつ)

開いてびっくり。
手紙1枚、ワープロで箇条書きされた調査書3枚、添付資料No.1~No.9。
立派にお金取れますわ。さすが調べ物のプロ。

それはさておき、
隣の隣の土地に建物があれば、その建物の「敷地」と相原の土地との距離が55メートル以内ならOKというのは前に書いたとおり。
しかし、調査によるとその会社Sの所有地の番地はいくつも繋がっていて、建築確認を受けていたとしてもその建物の「敷地」として申請した土地の中に、こちらに一番近い部分が含まれていなければダメ。

しかしおとんの意見としては、もし「再建築」が現時点で不許可な物件だったとしても、土地を買った後に町田市に対して粘り強く交渉をしていくことは可能ではないか、とのこと。
というのは、調整区域がこの土地の周辺の狭い部分だけだし、審査基準は法令ではないから・・・とのこと。

もちろん、やっぱりダメという可能性もあるわけですが。

とりあえずは売主さんの出方待ち。
こんなに調べてもらったから、できたら売ってもらえるといいなあ。。

さてさて

おとんが今日、町田市役所に行ってくれました。

それによるとちょっと脈あり?な感じ。
物件の隣の敷地は某大学のものなのですが、その隣の敷地に建物が
あれば集落要件を満たせそうなのです。
どうやら55メートル以内の敷地に建物が建っていればいいらしく、
某大学の土地の幅は47メートル。その隣も範囲に入ってくる。

以前見に行ったときは資材置場だと思っていたんだけど、グーグルマップ
で見ると、なにか会社ぽい名前と大きな敷地。

この敷地内に建物があればいいわけやね?

しかし、登記簿上は建物の登記はなく、建築確認の書類は10年間しか
保管されないので役所には残っていないとのこと。
あとは現地に行って確認して、該当建物があったらその持ち主に確認申請書
の写しをもらうなりしなくてはならない。

   ***

なぜ再建築可にこだわるかというと。
リフォームできればいいじゃん!っていう意見ももちろんありなんですが、
(そんなに大きな建物が欲しいわけではないしね)
例えば火事などでいまある建物が全焼してしまったら、次に新しく建てることは
不可能なんです。
ただの資材置場・家庭菜園用の土地になってしまう。

それはかなりのリスクを負うことになるので、できたらやっぱり建替えのできる
土地だとうれしいなあ、と思う。
その分土地の値段も上がるから、痛し痒しではあるのだけれど。

まうちんとチャットしながら、「購入後に隣の隣の土地にお願いしてプレハブを建て
てもらう」とか、腹黒い考えを日米間で交換。
あ、守衛さんの小屋も「建築物」になるそうです。
(ただし、その小屋から近い範囲に次の建築物が見当たらないのでそっちは挫折)

おとんありがとう

会社帰りに不動産屋に寄る。

「再建築不可」なのはほぼ確定で、相模原市の「市街化調整区域の手続き」の紙をコピーしてもらう(町田市のはなかったから)。
それによると、市街化調整区域で住宅を建替える場合、宅地要件と集落要件の両方を満たしていないといけないとのこと。

宅地要件とは、土地登記簿上の地目が以前から「宅地」であることなど。
相原の土地はこれは満たしているのだが、次の集落要件を満たしていないのでダメらしい。
集落要件とは、おおむね50軒以上の建築物が連続して建ち並んでいること。

うーん。ダメかもなあ。
隣の家までゆうに200メートル以上は離れてそうだったもんなあ・・・。
でも「建築物」ならいいんだから、某大学が隣の土地に学生用の部室とかいっぱい建てたらOK?

いろいろ考えてたら、おとんから電話。
おとんによると、宅地要件はともかく集落要件については基準が割とあいまいらしい。
「はっきりしたことは役所に個別に聞かないと分からないから、来週月曜に町田市役所の開発審査課に行ってくるよ!」と。

ありがたい!すばらしい!!

ちなみに不動産屋さんでは「売主さん、こんなに値段が下がりそうなら売らないって言い出すかもしれないね」と言われました。
そうですね。売主さんなら建替えができるんだから、2階建てのおうちとか建てて身内の人が住めれば一番いいかもしれないですね。

とりあえずこの物件がきちんと終了するまで、他には浮気しないことに決めました。
そして買うのはきっと町田市内の調整区域になるので、おとんに役所に行ってもらうのは無駄ではないと判断。

***

希望としてはですね、再建築不可の値段(約半額)で購入→実は建替えできるんじゃないですかー!→ラッキー!!
っていうのが理想ですが。

無理でしょうね、きっと。

まうちん無事アメリカに着く

恒例の日米間ビデオチャットだが、内容は土地のこと(重いorz)

まあ、帰国後に仕切り直しましょうということに。
先方もこのままの価格では売りに出せないだろうし。
(そう考えると売主のほうが大変ですな。我々は買わなければ済むわけだから)

おとんにも「再建築不可」の範囲を調べてもらうよう、お願いする。

あああ自分で直接調べに市役所の開発審査課に行きたい!
明日おなか痛くなって、会社休んで調べに行きたい!!

・・・休まないですけどね、今絶好調忙しいから。

晩酌はぽてち&ビール。

そして出張初日に

不動産屋さんからメール。

「役所に再度確認に行ったところ、『再建築不可』物件の可能性が出てきました。前回は建築可能と言っていたのに・・・。」
とのこと。

「再建築不可」とは建物の増改築を行ってはいけない土地のことで、売りに出すときには明記しなければならない。
売主側は大手の不動産屋さんなので、前回の確認時には本当に役所が建築可能と言っていたのだろうと思われる。

なぜ駄目なのかというと・・・「周囲100メートル以内に住宅がないから」らしい。
(そこが気に入ったんだけどなあ。。)

調整区域の場合、建物を建てるには色々と制限がある。
今回の場合も持ち主が建替えするのは可能。第3者(例えば我々)が土地を購入→古家を壊して建替えは×。らしい。

まだ確認中なのでなんとも言えませんが、本当に再建築不可だとするとちとしんどいです。
土地価格は半分以下で買えることになるらしいですが、大枚はたいて水道を通しても将来売れる見込みがほとんどないってことになります。

柱一本残してリフォームが可能、ということであれば考慮の余地はあるかなあ。
水道が入っているのが大前提で。

どっちにしても、わしだけでは結論は出せない。
そんな中、例の自然派工務店からはメールが来るし。「できればお電話で詳しいこと聞かせて下さい」って言われても・・・。

***

まうちんは(たぶん)飛行機上の人、頼りのくうちんはカーテン奥でお昼寝中、というわけで
秘蔵のウイスキー「白州」を開封。

むーーーーん。(←現実逃避)

とかなんとか言ってたら

今日は午後からいろいろなところに行くことになる。

まずは不動産屋さん。昨日電話が来たから、まうちん出張前に打ち合わせに行く。
 ・ローンを組まずに(かき集めた現金で)土地だけ購入する
 ・古家は解体せずに後から建替える
 ・今回の申し込み価格でダメなら、交渉決裂とする。あまりにもインフラにお金が掛かるので、  こちらとしてはこれ以上出せない
という感じで、交渉を進めてもらうことにする。
また、浄化槽設置は建替え前に申請すれば、汲み取り→浄化槽設置ということになり、補助金が多く出ることも分かった。これがうまくいけば、古家を残して建物分の登記料が増えても元が取れるかもしれない。

***

不動産屋さんから帰ってきたら材木屋系の工務店から電話があり、
「頂いた図面だと、壁が少なくて弱くなるんです。筋交いの位置が・・・うんぬん」という
話が始まって、電話だと埒が明かないので工務店に行って話すことに。
色々な話をしたが、ざっくりとした見積もりで坪25万~35万。
建坪18坪なので、基礎工事込みで450万~630万ということになる。

こちらとしては基礎工事に○○円、屋根工事に○○円、と見積もってほしいんだけど、それは細かい図面が出ないとできないって。その計算ができないのに坪単価が出るって、おかしいと思うんだけどなあ。
ちと不信感が芽生えるものの、内装建材の手配をお願いして搬入してもらうのは「あ、それはうち得意です」と言われ、まあまあの話し合い内容となる。

***

そして、その後はうちの実家へ。
おかんに預かってもらってた通帳のお金のこととか、おとんに土地の登記簿を取ってもらうお願いに。
「いつまで住んでたか分からないから、水道管があるかどうか分からなくて困ってる」とおとんに相談したところ、「そんなの住民票調べればいつまで住んでたかすぐ分かるよ」と言われる。
じゃあ、ということでその調査と該当土地・周囲の土地の登記簿をお願いする(登記簿は一通千円。周囲の土地が4件あるから合計5千円)。

建替が住宅ではなく作業場ということになると住宅ローンよりは金利が高くなるから、おかんから借金して少しずつ返すことも考慮に入れる。

***

帰ってきて、さあ酒でも飲もう!と思ったら、留守電の点滅。
もう一軒の工務店(社長が大工)からで「見積もり出ましたよー。523万ですー。」
・・・その23万て半端な数字はどこからだろうか。
良く分からないから、FAXで送ってもらおう。

そうそう、FAXを購入したですよ(まだつないでないけど)。
ヨドバシで余ってたポイントを使ったら、だいぶ安く済みました。
「時代に逆行している・・・」とまうちんは不満そうでしたが、すぐに取引の終わる不動産屋さんはともかく、土建屋・建築屋さんはのきなみFAX社会なのでしかたなく。
来週からわしも忙しくなるから、メールと電話だとつらくなるしね。将来も使うと思うしね。と言い聞かせて。

どこからも連絡がないのもつらいですが、動き回ると疲れますね。
お金勘定が続くと心がすさむので、くうちんをなでながら間取り図をこねくりまわすことにします。

どこからも

不動産屋さんからも工務店からも連絡がないまま、連休に突入。
あんな土地は誰も買わないだろうと思いつつ、少し不安になる。

でも、もし今回うまくいかなかったとしても、
こうやって夢を具体化していったことは絶対に無駄にならない。
何年か後に、お金が貯まってからでもいい。
やっぱり土地を買って平屋の作業場を建てて、薪ストーブを置こう。

さえこさんの最近のお気に入り本は「自分でわが家を作る本。 」
全くの素人なのに、9年間かけて2階建ての自宅を作ってしまった人の話。
実は、私が電気工事士を取得したのもその人のホームページを見て、
なんとなくできそうと思ったから。

まうちんさんのお気に入りは雑誌「薪ストーブと暮らす」。
建材とか予算とか住宅ローンとか、そういうことに疲れたら開くんだって。
赤いのとか黒いのとか、薪ストーブかっこいいね。
(さえこさんは端材をどんどん燃せる、焼却炉みたいな奴が欲しいんだけど。)

たくさんの野望がつまったくうちん工房が、いつかできるといいな。