なぜ

地元の工務店(元材木屋さん)と大工さんが社長の工務店に、建物の見積もりをお願いする。
どちらも、ハーフビルド(という言葉は使わなかったけど)も可能とのことで、手書きの間取り図と希望する工事・我々が自分でやりたい工事を箇条書きで書いて送る。

建物の間取りはなんとなく決まってる。
3間×6間くらいの平屋(できたらもうちょっと高くしたいけど)、2/3がコンクリート打ちっぱなしの作業場、1/3は自分たちで床を貼ってトイレや簡単なキッチンやシャワーユニット(お金ないから後付けで)。
屋根はガルバリウム鋼板(安いらしいが可愛いと思う)。外壁は杉板かガルバリウム鋼板。
まうちんさんはウッドデッキを作りたい。お金を貯めて薪ストーブも買いたい(確固たる野望)。

***

復部長に「なぜ賃貸じゃ駄目なのか?」と聞かれてから、ずっと考えてました。
たしかに自分の作業場としての場所を確保したい、というのが今回場所を探した一番の理由です。
だけど、できたら木工好きな人たちが集まれる場所を作りたい・・・というのが夢としてはあって。

こういう家具を作りたい、という人の日曜大工の相談に乗ったり作ってあげたり。
はじっこでコーヒーを飲んだり、薪ストーブの周りでくつろいだり、がしがし家具を作ってる人もいて。
ハーフビルドとか漆喰塗りとかも、自分たちで経験してたら話せることってたくさんあると思う。

もしも可能なら、こんな場所を作りたい。

相原の土地はもっと先の夢だと思ってた、そんな場所のためにはぴったりなような気がする。
だから、あきらめきれない。

・・・ふう。
ステンレスの水道管、通ってないかなあ・・・

土地価格

今日は不動産屋へ。

悲しいお知らせで、やはり4割引は無理そう(当たり前か)。
水道や浄化槽があっての値段ならかまわないんだけど、色々と他のお金がかかってしまうのでちょっとつらい・・・。
ただし坪単価にすると、妥当かそれ以下の価格なのでゴリ押しもできず。

先方は3兄弟共有名義で土地を相続されたようで、早く買い手が決まるよりはなるべく高く売りたい、という希望らしい。
水道管も昭和61年以降まで住んでいたのならばステンレス管が入っているらしいのだが(つまりあの高い水道工事の必要がなくなる)、「いつまで住んでたかは分からない」と。

分からないって何だよ!誰から相続したんだよ!!
と言いたいのをこらえつつ、不動産屋を後にする。

まうちんと話し合い、

・土地は投資として考える。つまり買った値段で売ることが可能だと考えて、リスクはあるが株や預金と同じようなものとしてとらえる。(実際には水道や浄化槽の工事をすれば、土地の価値は上がるのではないかと考えられるが)

・水道などのインフラや建物にかかるお金は、「月々の家賃を5万円として、○年間払う」という考え方にする。賃貸で作業場を借りるのと同じか、出費が少し少なくて済む・・・くらいの額に抑えられると良い。

・建物の建築にかかるお金をなるべく抑えるために、ハーフビルド(基礎工事・柱・屋根・外壁・給排水を業者に頼み、サッシ工事・床貼り・内装・電気工事を自分たちでやる)の方向で考える。

というわけで、とりあえずざっくりと建物のお金を見積もらなくてはいけません。
ふう。。

まうちんと激論中

さえこさんは、気持ち優先型。
まうちんさんは、理屈優先型。

相容れない部分はありますが、ここで話し合いを怠ってしまうのはよくないです。
二人とも酔っ払いですが、それもまた良し。

そろそろ寝ます。

日帰りで那須へ

今、帰ってきました。
疲れた・・・

ハーフビルドで木工房とギャラリーを作ったご夫婦の所で、お話を聞いてきました。
まうちんがwebで見つけてくれたところ。
予算がないのでなるべく自分たちで建物をつくりたいと思ってるのですが、
作業場の部分は土間にしたいので、そこがどんな造りになってるのか見たかったのです。

私と同じ埼玉県飯能の職業訓練校の卒業生(しかも半年後の入校だから、学内で会ってる可能性あり)なことも判明し、工房の中までいろいろと見せて頂きました。
「百聞は一見にしかず」って本当だなあと思う。
セルフビルドの本を読んでもぴんと来なかったことが、内装をまだ終えていない工房を見るだけでとても良く分かってしまう。

教えて頂いたことは、
・建物の幅が三間までなら、間に柱なしで梁のみで支えることができる。
(四間幅にしたい場合は、梁の厚みを増やすか間に柱を入れる必要がある)
・予算がないなら、片流れの屋根にすると良い。そうすることでロフト部分の高さもかせげるかもしれない。
・屋根の野地板はベニヤだと耐久性が低い。無垢の野地板の方が良い。
・漆喰は調湿効果が高いが、「塗りやすい」ことを売り文句にしている最近の漆喰は接着剤が混入されているので、価格が高い割に調湿効果が低い。一番安い漆喰が一番良かった。
・基礎と屋根と外壁までを大工さんに頼んで、建物全体(平屋)はほぼ200万くらいで建てられた(!)。

あと、「住宅ローンが借りられないなら、『国民生活金融公庫』を利用したらどう?年収とかは関係なくて、結構金利も安いし」と助言を頂いた。
ただしこれは事業を新しく始める人のためのものなので、事業計画をちゃんと立てなくてはいけないし、借りたからには事業を始めなくてはいけない(返済の据え置き期間はあるが)。

・・・事業かあ・・・。
うーむ。。。

調査結果

水道の件を、売主さん側の不動産屋が再調査。

分かったことは、
1.昭和45年には水道を引いたらしい。
2.しかし、その時代の水道管は銅管なので、さすがに36年も経つと錆だらけで使えないだろう。
3.だから、やっぱり新しくステンレス管で水道を引かなくてはならない。

ということで、一応売主さんにこちらの言い値を交渉してくれるらしいです。
でもまあ「公営水道あり」に偽りはなかった・・・訳だし・・・。
売主さんの欲しい金額も知ってるし・・・。

結論が出るのは、今週末くらいですかね。

でもまあ、あの土地をそこまでして欲しがるのは我々くらいなもんだろう!!
(たぶん・・・)

新事実判明

今日は二人で不動産屋さんに行ってきました。
そろそろ土地の調査結果が出てるかな、と思って。

そして判明した、驚くべき事実とは!!

***

水道が、来ていません。

***

???

古家あり、だよね。
空家だったけど10年くらい前まで、人住んでたんだよね?

どうやって暮らしてたんだ??

不動産屋さんは水道局に確認してくれて、水道局の人が水路図面をよこしてくれて。
本当に水道が来ていない。 

そして、水道を引くためには町田街道を横断して向こう側にある水道管から水を
引かなくてはならない。
町田街道のアスファルトを掘り起こして・・・というのは昼間はもちろん無理なので、
夜中に片方の車線ずつ2日間でやるらしい。
(あの、年度末によくやってるアスファルトはがし工事みたいですね。)

概算で工事費用150万円!

あと、車で敷地に入るためのガードレール撤去が50万円。
(それって自分で負担するんですね。知らなかった。)
一番心配だった浄化槽設置工事は、市から補助が出て50万円弱で済むみたい。

って、もう合計250万円じゃないですけ。

というわけで、「公設水道あり」と表示していた売主を相手に約4割(!)の値下げを
要求するつもりです。(←不動産屋さんが)

昨日へこんでたローンについては、やはり私では無理なようです。
年が明ければ大丈夫かなと思ったんだけど、来年5月に課税証明書が出るまでは
同じ条件だと。
気持ちの問題だけど、不動産屋さんが私名義で借りるのは無理かとだいぶ銀行に
聞いてみてくれたようなので、ちょっとだけへこみが直り(「じゃあ、もし奥様が離婚
されて一人で購入したいと言っても駄目なんですか?」と聞いてくれたらしい)。

まうちんが建物+土地一部のオーナー、私が賃貸貸借人ということで契約を交わし
てローン月額を家賃として支払う、というのが一番現実的なラインのようです。
(来年5月以降なら、銀行からローンを借りてまうちんから土地を売ってもらうという
のも可能なようですが・・・)

というわけで、一応土地購入申込書(金額が折り合えば購入する、というもの)を書き
ました。
これから4割引の交渉に入ってもらいます。

あ、明日から麺地巡礼の旅だった。
いってきまーす。

へこむ。

不動産屋さんから連絡があって、「やはり奥様の年収では厳しいかと・・・」と
金融機関からやんわりローンを断られる。
「ご主人でしたらセカンドハウス用の住宅ローン(なんじゃそりゃ)で、
30年返済でいいですよ」って。

うーん・・・へこむなあ。
そりゃあさ、私が銀行だったとしても私よりまうちんに金貸したいさ。
でもさー、そんなに露骨にすることないやんけ。

というわけで、方針としては
・現金で買える価格だったら、土地のみ購入する。
・年明け以降に今年の年収でローンが借りられるようだったら、借りて上物を建てる。
・来年以降も借りられない場合は・・・考える。

別にいいもん。
しくしく・・・

妄想部

くうちんのライバルHさんとめしを食いに行く。
まだ土地も買ってないのに、2人で妄想大会に突入。

とりあえず、トイレは必要。
シャワーユニットが後からつけられるような給排水も。
キッチンも同様。
寝るのはロフト(自作)で。

・・・妄想中・・・

で、よく考えたら、Hさんは元・内装屋の設計士じゃないですか!!
「あのう、洋服屋さんの内装が多かったんですけど・・・」
だいじょぶだいじょぶ。

むしろ大丈夫じゃないのが、資金繰り(主に私の)。
建物の分も含めて、ちょびっとローンを組みたいと思ったのだが、
去年の私の年収って・・・180万以下・・・。
えっと、年収200万円超えないとローンて駄目みたいです(つとめて明るく)。
今年の給料明細でいいか銀行に聞いてくれるみたい。

え?去年の源泉徴収表??そんなの、あったっけ?
まうちんも見たことないらしいので、もらわないといけないようです。
普通の会社は年末にもれなくもらえるらしいのですが。

いやいや、だいたい土地の価格はいくらになったんだ?
それが決まらないと、買うか買わないかも分からないじゃないか~

今日はそんな感じ。
妄想部でした。

相原の土地

見に行ってきました。
なんと町田街道沿いで、某大学の裏門のすぐ脇。
うちからちと遠いですが立地としてはとても魅力的。

で、「古家あり」と「中古住宅」の差があいまいなものだとしても、
ここのはもう絶対的に「古家」。
だって、木が生い茂ってて家に近づけないんだもん。
賃貸時代も含めてこんなの初めてだ。

やっとの思いで家のドアの前に立ったが、ドアは釘で打ちつけて
あるらしくて開かない。
しょうがないから窓ガラスが割れてる(!)ところから覗く。
ちなみに不動産屋さんはスーツだったので、この時点でリタイア。
私がデジカメで内部を撮って、見せに行く。

天井は一部壊れてて光がもれている。他のとこも雨漏り中。
床は一部屋は確実に陥没。
トイレは汲み取りだから、雑排水も含めて浄化槽の設置が必要。

でも。

周りに見えるところには、民家が一軒もない。
周囲の土地は道路のほかは大学の敷地に囲まれていて、今は公園の中に
家がぽつんとあるような感じ。
だけど、大学の門で守衛さんがずっと立っているので、治安はまったく悪く
なさそう。
日当たりも良くて木の枝がさわさわ言ってる。
電気もまちがいなく来てる。

これは、ものすごくいい!
という結論に達した私たちでした。

まあ、改築の可否や道路拡張計画も含めて(もちろん値段も!!)いろいろと
まだ調べてもらわなければなりませんが、もしうまく折り合いがつけば。

くうちん工房(仮)の実工場になる・・・かもしれません。(←まだ妄想中)

インターネット

お世話になることに決めた不動産屋さんが、
「ネットとかで気になる物件があったらお知らせください。こちらで紹介
できるものもあります。」とメールくれた。

どこかの不動産屋が紹介している物件でも、そこの店が持っているとは
限らない。
ネット上では詳しいことは書かずに「お問い合わせください」と連絡先を
書き込ませ、そこから営業が始まる。
というわけで、物件を持っているお店に直に行くのでなければ、窓口を
ひとつに絞って詳細を調べてもらうほうが楽だと思う。

で、相原にひとつ気になる物件が。
土地は96坪!太い道沿いで、周りに家が(たぶん)ない。
古家あり。ただし昭和45年築の平屋。わしより古いやんけー!!
しかし、町田市って横長なのね。市内と言えども遠いかしら・・・

明日かあさって見に行ってきます。
いいとこだといいなあ。(←妄想中)