ジョニーとマイケルさんの石垣

1月もだいぶ過ぎてしまって、やっと今年はじめてのブログ。
皆さまご無沙汰してすみません。
去年後半の納品日記もだいぶ溜まっているのですが、今回は工房庭の石垣のこと。

工房の庭は建物を建てる時に少し盛土していて、敷地の端に向かって斜めになっていました。
そこを友人の農家&植木屋なジョニーに、上の段と下の段を分けてなるべく平らに整備してもらって。
去年は石積み工事をお願いしました。



工事の相棒はマイケルさん。
ちなみに二人とも日本人です(笑)

最初の日はユニック車で石を運び込み。
最近はもう、砕石ではない大きな石はなかなか手に入らないのだそう。
立派な丸い石だけど・・・すごく重い、よね??

なんとここから先、石の配置を考えて積み上げるのはすべて手作業でした。
「えーと、楽しいの?」と訊くと「楽しいよ!!」と二人で口を揃える石の配置。
でも、うまく組合わさらなかったり強度を考えて入れ替えたり、ひとつひとつの石はほんとに重いので重労働だなあ、、と感心しました。
木も多少重いけど、やっぱり石を相手にする人はすごいなあと。


夏には工事の合間に、ジョニーに畑指導もしてもらいました。
ジャガイモがいっぱい採れて嬉しかったな~。
今はイノシシが出るので躊躇してるんだけど、春からまた畑も再開したいな。


冬のマルシェの前には無事に石垣が完成し、夫と二人で庭の広さにびっくり。
「ここまで平らで乗っても大丈夫」という安心感があるだけで、庭が1.5倍になった感じです。
マルシェではブルーベンチさん号に庭に入ってもらったけど、端に停めるとお店の前や通路に余裕がある!

下の段のウッドデッキも完成し、やっと工房の庭を活用できるようになった2015年でした。
ジョニー、マイケルさん、ありがとうございました!

自宅浴室リフォーム 最終日

この日は主に入口の枠の作業。

朝来て、入念に採寸する大工さん。
一度帰って工場で加工して、また戻ってきますと帰られて。
その間に電気屋さんが来て、ブレーカを増設して浴室乾燥機が使えるようにしてくれました。
(でもね、2個増設したブレーカもこの乾燥機と前回増設してもらったコンセントで、もういっぱい。20個くらいブレーカが並んでてもいいよ!と思うこのごろです。)

昼に来た大工さん、午後いっぱいかかって扉の枠を設置。
やっぱりリフォームだと、色々狂ってる部分も多くて難しいのだそうな。
そうだろうなあ。。

それでも綺麗に仕上げてくれました!
夕方に塗装屋さん登場。
水周りはウレタンがいいかなあ・・・と言う私に、現場監督と塗装屋さんはオスモのフローリング用のオイルを勧めてくれて。
割と水にも強いですよ、というのでこちらを採用。

娘を保育園に迎えに行く時間になったので、オイル塗りに立ち会うことはできませんでした。
が、夜気がついたこと。
うーん・・・塗ったところがざらざらしてるなあ。。

えーと、家具屋がオスモや他のオイルを塗る場合、まず木地調整をします。
そして1回目のオイルを塗った後、木の繊維がオイルを吸って毛羽立つので、もう一度(さらっと)やすりがけ。
その後2回目のオイル塗りとなるのが基本ですが。

調べたところ、オスモのフローリング用オイルは、拭きあげが基本的には不要と書いてありました。
その後乾いたら2度目を塗ればいい、というのが公式HPの内容。

でも大橋塗料さんのHPでは、1回目塗布後に♯400で木地調整して2回目塗布、と書いてあり、多分こちらの方が仕上がりはいいだろうと思います。
手間もそんなにかからないし、フローリングの場合はもっとざらざら感が気になると思うので、やった方がいいんじゃないのかなあ・・・と私は思います。
手元に同じオイルがないので、扉の枠はちょっとやすりかけた後に他のオイル塗っちまうかなあ、と悩み中。

でもまあそれ以外の不満はほとんどなく。
無事お風呂も新しくなり浴室暖房乾燥機もついて、現在の様子です。

白かピンクかグリーンか選べ、みたいなホームセンターの品揃えに納得いかず、ネットでクリアーブラウンの桶と風呂椅子を取り寄せ。
なかなかいい(自画自賛)。


ここの蛇口は2歳の娘の手洗いに重宝してます。
換気すると床はすぐ乾くので、足が濡れる心配はほとんどなし。
カウンターに洗面器を置いてお湯を受け、洗い終わったら浴槽に流すという形。

浴室乾燥機も本来の用途ではまだほとんど使ってませんが、暖房があるのがありがたい!
これで真冬でも暖かくお風呂に入れそうです。

自宅浴室リフォーム その3

さあ、この日がいよいよユニットバスの組立の日。
朝から大工さんが来て、まずは断熱材を入れてくれます。

その後は水道屋さんがユニットバスの組み立て開始。

まあ当たり前っちゃ当たり前なんだけど、この辺の仕事って細分化されてて、例えば水道屋さんは(ユニットバスやシステムキッチンの設置をメインにやってる業者さんらしいんだけど)断熱材を入れたりする作業はやらない。窓の下地枠は作ってたみたいだけど。
大工さんはこの作業のためにちょっとだけ来て、次の日に入口の木枠を作るために再来しました。

家の外では若い職人さんが、壁のパネルを所定の大きさにカットしたり、穴を開けたり。
失敗したらまたTOTOから取り寄せるのかなあ・・・1枚くらい余分はあるのかなあ・・・と余計な心配をしたり(笑)。

作業を近くで見たい!という気持ちはあるものの、何しろ玄関も脱衣所も狭いのでリビングでじっと我慢。
しばらくして見に行ってみたら、こんな感じ。

で、次に行ったらこんな感じ(笑)。この右側の上に浴槽が乗るのですね。

その次。
職人さんも、カメラ持った私がウロウロするの嫌だったろうなあ(笑)。すみません。

この日は7時くらいまでかかって、ユニットバスの設置を終えてくれた水道屋さん。
ありがとうございました。

自宅浴室リフォーム その2

工事2日目。
この日はコンクリの乾き待ちがメイン。
朝から来ていた水道屋さんと電気屋さん、10時にお茶出ししたら「えっと・・・もう仕事終わっちゃいました」と。
拍子抜け。
でも、実はとても良いこともあって。

電気屋さんが来ている間に一度ブレーカが落ちたんです。
原因は私。
食器洗浄機と電気オーブンを同時に可動させてしまったので、リビング+ダイニングのブレーカが落ちてしまって。

もともとコンセントが少ないこの家ですが、ダイニングのカウンター周りに食器洗浄機・オーブン・炊飯器を並べています(電子レンジと電気ポットは別系統のコンセント)。
それらをつないでいるコンセントと、リビング側のテレビ&ホットカーペットやらをつないでいるコンセント、そしてリビングの照明も同系統・・・というしょーもない電気配線だったわけです。
電気屋さんにも熱く語ってしまいましたが、台所のコンセントは炊飯器・電子レンジ・食器洗浄機などはそれぞれ別系統であるのがベストです。

調理中など結構ブレーカを落としてしまうことが多くて困ってましたが、自分で床下に潜る元気はなく。
工房は自分で電気配線したのでメンテナンスも苦にならないんだけど、どうも自分でない人(しかもいけてない)配線についてはなんだかおっくうになってしまって。

この日、浴室乾燥機の工事のためだけに来てくれていた電気屋さん。
私から話を聞くとすぐ、リビングにコンセントを増設するための電線を引っぱってくれました!!
うれしーーーー!!

台所の床下収納口から潜って、今回増設するブレーカから電線を延ばして床下から引っぱってくれた模様。
最初は元からあるコンセントの上に新設コンセントを作ってくれたらOK、と思ってたんだけど、やっぱり欲が出てきて(上下にコンセントが2個並んでるのって、ちょっと変だよね?)。
システムキッチンの側板のとこに新設してもらえますか?と聞いたら、材質的にちょっと無理です、僕には穴が開けられません・・・とのこと。

側板の材質は化粧合板なので、
・私は家具屋なので、穴を開けることができます
・電気工事士の資格があるので、電線を出してくれればコンセントは自分で設置します
と交渉。
職人さん的には嫌かも、、と思ったけど、「じゃあ電線だけ出しておきますからね!」と快諾してくれました。ありがたす(^^)。

自分の仕事に関係ない!と断らずに、お客さんが困ってるならと要望に応えてくれてとってもうれしかったです。
電気屋さん、ありがとう!!

こちらは朝の水道屋さんの仕事。

窓枠下の下地材の設置。
そして夕方には、工務店の方が『森林恵』を塗りに来てくれました。

何も指定してなかったんだけど、デフォルトで『森林恵』だったところにちょっとほっとしました。

自宅浴室リフォーム その1

うちの自宅、数年前に当時築18年の中古住宅を購入して住んでます。
前にも書いたかもしれませんが、この家断熱材が入ってません。。
買ってすぐのリフォームで気がついた大工さんに言われて、「まあまあまだ若いから大丈夫さ~」と強がったものの・・・冬は本当に寒いのです・・・。

特にお風呂場と脱衣所、ここは玄関のお隣にあるのでとても寒い。
そして最近は風呂を追い炊きすると、たまに釜が「ごほごほっごぼごぼごぼごぼ・・・」と死にそうな咳をして、メロメロ汚れを浴槽いっぱい吐き出すようになり(でもジャバとかしても全然ゴミが出てこないのよ)、それもストレスでした。
これから10年はこの家に住みたいよねーとまうちんと話し合い、お風呂場だけ思い切ってリフォームすることにしました。

***

わくわくしながらカタログをめくったものの、間口の狭いうちのお風呂で選べるユニットは限られていて。
TOTOだとサザナとスプリノの一番小さいタイプのみ。ちなみにどちらも浴槽の形は1種類だけ(広いお風呂だと3種類くらいから選べます)。
価格が安いのはサザナでしたが、つけたいオプションが別料金で案外高くなってしまうので、ダウンライトなどが標準装備のスプリノを選択しました。

10月の日曜日、娘を一時保育に2時間だけ預けてTOTOの新宿ショールームへ。
キッズスペースも完備されてて子供連れでもOKでしたが、やっぱり高額なものを判断する時は大人だけの方がスムーズです。
ユニットの選択肢が限られるので、後は小さな模型のお風呂を見ながら、壁やら床やら浴槽やらの色を決めるだけ。
さくさくと決まり、今週が工事の日。

朝9時に現れた水道屋さんと若者が4人、玄関から脱衣所までをぱっぱと養生していきます。
そして、壊す!壊す!!壊す!!!

壊し中の壁はこんな感じ。ああ・・・やっぱり断熱材がこれっぽっちも入ってないよ・・・。

天井もはずれて。奥に見えるのは2階の床かなあ・・・。はは。

お風呂のすべてを壊して搬出して、床にコンクリートを流し込んで、新しい給湯・給水の管をつないで1日目終了。
午後に1~2時間ほど水やお湯が使えない時間がありましたが、夕方には元通り。ありがたいです。

実はこの工事中、一番大変だったのは猫くうちんさんです。
風呂場を破壊する騒音に怯えていて、玄関が作業中はずっと開けっぱなしなので脱走の危険もあり、一番遠い2階の洋室にトイレと水・食糧と共に閉じ込めていました。

帰りがけ、若い作業員の方が「お子さんが転落しないように一応簡単な柵はつけましたけど・・・猫ちゃんは落ちちゃいますよね?」と気がついてくれて。
作業中はずしていた脱衣所のドア、翌日またはずさなきゃいけないのに元通りに戻してくれました。
ナイス気配り!ありがたい!

職人の評価って、こういう気配りですごく上がったりするんだよなあ・・・と、自分を振り返って勉強にもなった1日目でした。

煙突施工中


屋根に穴が無事開いて、煙突屋さんが煙突をぶらさげたところです。

その下では諸々の事情で炉台を拡張することになり、まうちんさんが奮闘中。

NTT開通~

リビングに足場を作ったおかげで屋根下に手が届くようになり、やっとNTT配線用の鞘管を設置できました。
今日は今年1月に中途半端になってしまっていた、電話線新設工事の続き。

NTTのお姉さんに「できたら前回の工事の方で・・・」とお願いしておいたら、この間と同じ工事の方が来てくれました!春にも一度工房に寄ってくれて、「まだなの?」と心配して下さった方です。

「お~できてるね。」と言いながら、まず鞘管にワイヤーのようなものを通していって貫通することを確認(ドキドキ)。次に上までぐおーんと上って、屋根の上にぐるぐる巻きにしておいた電話線を管に通していきます。

保安器付近はこんな感じ。

よく見えるところにあるのは嫌だったので、電話線を受けた屋根のてっぺんからは一度屋内に入れて裏口付近に保安器を設置してあります。

「じゃあもう電話つながるからね。よかったよ!ずーっと気になってたからさ。」
と30分くらいで工事は無事終了。
カッコイイ!手際の良さにほれぼれしました。

大問題発生


えーと、ユニットシャワーが入りません。

何で間口確認しておかないねん!というツッコミももちろんおありでしょうが。。(本人も反省中)

もともとユニットバスと違ってユニットシャワーは種類が少なくて、各社とも間口は2種類くらいの選択肢しかないのです。かなり以前に水道屋さんと打ち合わせして見積もりを出してもらい、大工さんには一番小さいやつを入れるので・・・と説明してありました。

まさか、そのシャワーユニットが規定サイズの木造住宅に入らないなんて!
水道屋さんによるとこのタイプのシャワーは一般住宅にはあまり使わないので、木造住宅サイズに合ってないのではないかとのこと。ううう(涙)。。

えーと・・・ユニットの間口は840mmです。柱と柱の内寸は810mmです。
今日打ち合わせに来てくれた水道屋さんが、念のためにとメジャーで測って沈黙。その場でユニットバス屋さんに連絡しましたが、どうやらこれより小さいシャワーユニットはすぐには見つからない様子。
水道屋)「もし見つからなかったら、柱を削るしかないですね。」
私)「・・・」

間柱なら全然いいんですけどねー。普通の柱を30mm欠くってかなり勇気いりますね。
構造上重要な柱でないのが、まだ救いですが。

すぐには決断できなかったので、週明けまで返事を待ってもらうことにしました。
あー。調べなきゃ・・・。

第2期工事

水道屋さんとやっと連絡が取れて、現場で打ち合わせ。
平日が休みだとこういうことがスムーズにできて、助かります。

さて何度か連絡したのに音沙汰無いと思ったら、担当者が辞めていたらしい。
しかも引き継ぎもうまくいっていない様子。
「前任者の見積もりがどうしても見つからなくって・・・」とおっしゃるので、うちにあった書類を貸してあげました。うーん。。

まあでも、前回の時に「次回の分は別途工事ということでお願いします」と言ってあったので、ここからやってもらう作業の分だけ見積もってもらえばいいはず。

そうそう、シャワーユニットの電気配線を電灯と換気扇の2本分回しておいたら、受け手側は1本分しか無いのではないか、と水道屋さんに言われました。「照明より何分か遅れて換気扇が止まるようなスイッチにするといいですよ」だそうな。

ん?・・・それって結局配線は2本必要なんじゃないかな?
(↑しばし考え込むペーパー電気工事士)。
Nationalのサイトで「遅れ停止スイッチ」の回路図を見てみましたが、やっぱり2本必要な感じ。しかもこのスイッチ高いやんけ(希望小売価格4,940円)!

今度、ユニットバス屋さんが下見に来たときに確認してみようと思います。

NTT工事 半分終了。

「明日は作業しないよ」と言っていたNTTの人、「ん~でも外側だけやってくかー」って言って電柱から引き込み位置までの電話線を取り付けていってくれました。
そこから保安器までの線はぐるぐるに巻いて屋根の上へ。

よく道路で作業してるのを見る作業車、そういえば後ろの部分がびよーんと上に伸びるんですね。(ゴメンナサイ、写真なしです)
上の方で作業するおじさんを見ながら、「今!今CD管を用意しておいてたら、穴開けて外から突っこんでくれたんじゃないのか??」と激しく後悔する私。引き込みの位置が地上5mくらいあるから、外から脚立立てかけても怖い作業なんだよなー。
外から入れてもらえれば、うちの中は何とかなりそうなんだけど。

引き込みの方が終わったら、今度はぐるぐるに巻いた電線を持ってすばやく道路を横断。アース線も一緒に持って行きます。
どきどきするなあ・・・電話線が上まで行かないうちに車が来たら危ないよなー。
電柱のとこでたるんでいた線をゆっくり張っていって、しばらく作業して工事は完了。

「じゃあ俺の携帯番号置いてくから、なんかあったら電話してね!」
と名刺の裏に番号となにやら暗号のような文字を書いて、渡してくれる工事の人。
これなんですか?って聞いたら電柱番号ですって。
「俺達、住所聞いても分かんないから。電柱番号言ってくれたらどの工事か思い出すからさ。
じゃああとはがんばってね!」

あい、がんばりますわ。
そうそう光ケーブルを通す予定なら、18mmのCD管のほうが良いそうですよ。