いやあ、長かったです。
土地を買おうと思ってから水道が通ってないかもという話になり、そこから約9ヶ月。
やっと、やっと水が通りました。うれしい・・・!
トイレットペーパーを一応持参しましたが、ふたりでただ水が流れるのを見て感動。
そのまま帰ってきました。
さあ、誰が最初のトイレ使用者になるのか?
週末が楽しみすなー。
外壁がついてるかなあと思って、夕方から現場へ。
・・・まだついてませんでした。
天気が微妙に雨っぽかったしね。まあいいや。
まだ薄明るかったので、買い込んだコーヒーを飲みながら懸案のキッチンについてぼんやり考える。
そう、キッチンの奥行きが狭いんですよ!
柱の内側から勝手口ドアまで、測ってみたらギリギリ545mmしか取れないのです。設計図で見た限りはそんなに狭いとは思わなかったので、特に気にしてなかったのですが・・・。
ビルトインコンロは2口でも520mm以上、キッチンシンクも500mm近いものが多いので、普通のキッチンは600mmを超えることが多いみたいです。
勝手口ドアを今から移動できないか?と一瞬思ったものの、ドア上の屋根と下の階段は移動できないので、外から見た目が変になるなあ、と断念。
さて、どうするか。。
案1.リビングとの間に壁を作らないオープンキッチンにする予定なので、柱部90mm分奥行きをのばす。ただし、土台の真上に水栓が来ることになるので付け場所を考えなければならない。
案2.奥行きはこのままでコンロは1口サイズに変更、シンクは奥行きのないものにする。
案3.勝手口ドア横に冷蔵庫を置き、室内に入ったところにコンロとシンクを置く(奥行きは手前にのばす)。換気扇は上部からダクトにする。
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いろいろと悩みどころですが、正直言って自分のフィールドに入ってきたのでうれしいです。
最終的にはなんとかできるだろう!という自信も、ちょっとはあるので。
さあて、明日は外壁つくかな?
窓とシャッターがつきました!
写真は作業場の横の、リビング吹き抜けの部分になります。
シャッター上のはめころしの窓、なかなか良いですな~。
この大きなシャッターの内側の扉は、自分達で作成予定。外には内部床と同じ高さにウッドデッキを作る予定です。
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しかーし!
このシャッターの奥に見える格子付き窓。
皆さん、位置が高いと思いませんか?
実は作業場の窓の高さについても、大工さんから作業当日に電話があって。
普通の家のように床を貼らない分、窓の位置が高くなりすぎてしまうとのことで、急遽20センチほど下げてもらったのでした。(そのままの高さだと、鍵に手が届かないくらいに高かったのですね。)
そんなん大工さんが考えれば分かるじゃん!なんでもっと事前に確認を取ってくれないのかと不満でしたが、我々も家具を作る時に作り始めてから不明点が分かるのは、よくあることなので。
しょうがないので、今日も「リビングの窓20センチ下げてください・・・できればトイレと脱衣所も」とFAXを送る。
でももうサッシついちゃってるからなあ。。
大丈夫かなあ。。
今週はほぼ毎日、現場に足を運んでます。
会社が終わってから現場に行って、写真を撮って帰ってくる日々。
「建ってる間は毎日、夕方に写真撮りに行く予定です」って大工さんに言ったら、「うちでもデジカメで記録してるから大丈夫だよ」って言われたんだけど。んー、ちょっと違うんだよね。
出張中のまうちんに見せる意味ももちろんあるんだけど、リアルタイムでの情報ってなかなかこちらには来ないのが不満です。
例えば毎日、「これだけ作業進みましたよ」とか「明日は外壁やる予定ですよ」って感じで大工さんが写真1枚メールで送ってくれたら、本当にうれしいんだけど。
もちろんそれは本業ではないけど、サービスとしてはありなんじゃないかなって思います。
家具工房にもそんなサービスっていいなと私は思っていて、もしもお客さんに作ってあげる工房にするなら、「今日は抽斗を作成してます。こんな感じになりましたよ」とかって写真を一日の終わりに送ってあげたら、案外喜ぶお客さんているんじゃないかと。
今勤めてる会社ではちょっと規模が大きすぎて、なかなかできないですけどね。
さてさて、現場ですが今はこんな感じ。
屋根の野地板が貼られました。普通は合板だそうですが、今回は杉板でお願いしました。
内部はこんな感じ。
左の釘止めしてあるのが仮筋交いで、金具で留めてあるのが本筋交いです。
雨にならないうちに、屋根がつくといいな・・・。
今日は会社のお友達Hさんが、一緒に現場まで来てくれました!
Hさん)「すごい!くうちん工房が建ってる~!!」
昨日よりもさらに作業が進んで、もう完全に骨組みはできていました。
2人で興奮しながら、パシャパシャ写真を取りまくり。
出張中のまうちんからは「どう?現場どうなってるの?」とメールが入りました。見に来られないのは非常にくやしかろうと思います。
建物の中に立つと、昨日も思ったことですが天井がとても高いです。
ロフトに大人が立っても頭がぶつからないように・・・と設定したのですが、床貼りをしない作業場から上を見上げるとびっくりするくらいです。
その分壁の面積が広くなって、こんなに漆喰を塗らないといけないのかぁと思うとちょっと気が重くなりましたが、「大丈夫、皆で手伝いますよ!」とHさんの力強い言葉。
ふたりでしばらく土台に腰掛けて、空が覗いて見える屋根の骨組みを見上げていました。
帰り際、ふと下を見ると見たことのあるホゾ。なんだっけ・・・?
「「地獄ホゾだ!!」」
木工女子2人組、今日は近くの駅でおいしいごはんを食べて帰りました。
※※後日、この仕口は地獄ホゾでないことが判明。詳しくはコメントをご参照下さい。(ごみさん、ありがとうございました。)
やっと時間ができて、現場に行くことができました。
基礎工事は完了してました。
真ん中に伸びている灰色の管は、トイレ用の配管です(この上には床を貼る予定)。
これから数日のうちに、足場が組まれていよいよ上棟・・・です!
一日にして建物が建ってしまう(!)という上棟、見に行きたい気持ちでヤマヤマなのですが。
明日からまうちんはアメリカ出張(一週間)、私も仕事で昼間は無理そうなので夜にそっと見に行こうかと思います。
大工のお兄ちゃんが刻んだ材木も、すでに現場に搬入済み。
大工さんにとっては自分の加工が合っているかどうか分かる日、棟上はとても緊張する日なんだそうです。
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それにしても最近、このブログを置いてあるエキサイトが不安定ですね。自分のブログを見ようとしてもアクセスできない場合もあるし・・・。
ちょっと他のページを覗いてみたら皆さん不具合を感じているようなので、近いうちに改善されるのではないかと期待してます。
せっかく覗きに来たのにうまく見られないよ!という皆様、これに懲りずにまた遊びに来て頂けるとうれしいです。
工務店さんでは「きざみ」が進行中。
現在では機械ですべてのパーツを作ってしまうプレカットが主流で、大工さんは現場に持って行って組み立てるだけでも家ができてしまうのだそうです。
が、今回は大工さんがホゾや穴などの加工を行う昔ながらの方法で、工房建物の部材を作って頂いています。
「ここはなんでナナメの欠き込みが並んでるんですか?」
「あ、これは屋根の垂木の受けだから斜めなんです。」
私達の質問に丁寧に答えてくれる、大工のお兄ちゃん。
そして、「家具屋さんのノミって、どんなのなんですか?」と逆に質問されたり。
使ってたノミを見せてもらうと・・・お、重い!!
見た目あんまり大きく見えなかったけど、並べてみるとこんな感じ。
自分達でやらなきゃならない内装の疑問についても、色々と教えてもらいました。
ありがとうございます~!