基礎のはなし

くうちん工房は建物の2/3を作業場、残り1/3に床を貼ってリビングやらトイレやらにする予定です。
今回は、その作業場の床の話。

作業場はもともとコンクリート打ちっぱなしの予定で、ベタ基礎のままで良かろうと単純に思ってました。基礎コンクリートの上を綺麗に均せばいいんでしょ?と。
そしたら、それって案外難しいらしくて。

大工さんに言われたのは、
 1.コンクリートを流し込む業者は左官屋さんではないので、表面をある程度平らに均すことはできても綺麗な平面を出すことはできない。
 2.ベタ基礎の場合は周囲と同時にコンクリートを流し込むので、真ん中だけを左官屋さんに平らにしてもらうこともできない。
 3.左官屋さんが均せるようにするには、ベタ基礎ではなく布基礎にして後から中央にコンクリートを流し込むのが良い。

おお、初めて知りました。
そういえばこの間会社の駐車場を作ってくれたコンクリート業者の人も、「表面を均すのは専門の業者なんですよ」と言ってたような。左官の技としては壁を平らにすることよりも、床を平らに均すことのほうが難しいのだそうです。

さて、くうちん工房は地盤が弱いこともあって今さら布基礎にはできません。
今回はコンクリート屋さんに「なるべく平らにして下さい~」とお願いして、床材については何年か後、実際に貼る時にまた考えたいと思います。
コンクリート基礎の上にモルタルをのせることも考えたのですが、そのうちヒビ割れるよと大工さんに言われて断念。

パッキンをかって水平を出しながら垂木を敷いて、その上に板貼りにしようかな。
やっぱり使い勝手を考えると、コンクリ打ちっぱなしよりは何か床材を貼りたいですよね。

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