天板のオイル塗り、2度塗りまで完了しました。
他の塗装に比べて簡単と言われるオイルフィニッシュですが、やはりコツはあります。
今回は天然油ということもあって、塗装屋Iさんに色々とリサーチしてきました。
その時のアドバイスの一つが、「オイルが匂うといけないから、お客さんに渡す10日くらい前には最終塗装を終わらせた方がいいよ」というもの。
確かにオスモやリボス、ブレーマーなどの市販のオイルだと、乾ききるまでは揮発剤などがかなり匂います(乾いた後はそれほど匂いません)。
私の場合、塗りたてのものと長い時間同じ部屋にいるのは嫌なので別の場所に移動するようにしています。また、シックハウスのひどい方だと硬化が完了してからも反応が出る場合があります。
が、今回のクルミ油は(少なくとも私は)全然平気でした。
もちろんクルミの匂いが少ししますが、食べ物っぽい香りのせいか嫌な感じはまったくしません。料理に使うゴマ油の匂いの方がきついかもしれないくらい。
伸ばすのも楽だしあまりべたべたしないので、また機会があれば使ってみたいと思います。
自然のものでも、ヒバ油やヒノキ油など強い成分のものには反応してしまう方も多いと聞きますし、例えばナッツアレルギーの方の食器には今回のクルミ油は使えません。
天然成分100%だから安全・・・というわけではないです。
でもエコを売りにしている商品が多い割には、自分で使って「これは大丈夫」と言えるものは少ないので、今回はかなり高評価!
他の天然油や蜜蝋についても、これから色々実験してみたいと思ってます。