試験、無事終わりました。
「DIYアドバイザー」という一般資格の試験でした。
私は「教える」ことを徐々に仕事にしていきたいと思ってるのですが、どうも知識が家具だけに偏っているのです。
ハーフビルドも内装の経験しかないので、もうちょっと幅広く勉強したい。
そしてこの資格そのものも、教える仕事をするには多少は武器になると思ったので、去年から受験しています。
勉強を始めてみると、案外大変でした。
一つ一つの項目は特に難しくないんだけど、ともかく分野が広い!
私で言うと「道具」「工具」「木材」の分野は比較的楽勝、「塗料」「接着剤」「水まわり(水道・排水など)」は苦手。
去年も書いたかもしれないけど、自分がやったことのあるものは覚えられるのですが、一度もやったことのないことはやっぱりなかなか覚えられません。
今年は協会主催の勉強会に参加したので、ちょっとはましになりました。
この勉強会はほとんど予備校状態で、「充てん材は『壁の穴といえばアクリル系』、『変成シリコーン系といえば石材』ですよー」というふうに、試験に出やすい部分をピックアップしてくれます。
それでいいのか?という気もしますが、水道や建築に関しては目の前で実物を見せてもらったり、図解しながら講義してもらえるので、かなり苦手意識が減りました。
最後まで覚え切れなかったのは、「住宅用洗剤」。
家では食器も衣類も液体石鹸を使用。お風呂は石鹸で洗う。トイレ用洗剤は眼が痛くなるので、掃除の時はシャンプーを流用・・・という生活をしているもので。
酸素系だろうがアルカリ系だろうが、どうでもいい!だいたい混ぜるなキケンなんていうなら使わなきゃーいいんだ!換気扇の油汚れなんか重曹で綺麗に落ちる!と思いながら覚えようとしても、やっぱり無理ですね(^^;
同じように「接着剤」「充てん材」もかなり厳しく。
だいたいホームセンターで買う時だって、商品の表には何に使うものか大きく書いてあるから、裏返して何系かなんて確認しないですよね。
さて、当日は去年と同じ青山学院大学へ。
地下鉄表参道から結構急な階段を登っていたら、去年は妊婦でこの階段がつらかったことを思い出しました。
そして試験。
家で勉強中には分かっていたことが、なんだか迷ってしまって分からない(^^;
「これはこれ」と覚えた分野よりも、自分で得た知識が邪魔をする「木材」の分野の解答に迷いまくり。
点数の配分が高い筆記問題は「鉄板の研磨」。・・・アウトです。。
早々に教室を後にした去年とは違い、時間いっぱいまで粘って提出しましたが、自信はあまりなし。
会場を出るときに、集められた解答用紙の横を通ったのでそおっと横目で見たのですが、筆記問題の解答は皆さん私と似たり寄ったり。正解、というわけではなく皆迷ったんだなーという感じです。
協会主催の勉強会は割と得るものも多かったですが、試験終了後に「それでは合格の方には合格通知と二次試験の勉強会のご案内を送りますので」と言われると、やはり複雑な気持ちになります。
片側では試験、反対側では勉強会でお金を取るのだから・・・とちょっとくやしい気持ちに(まあ嫌なら参加しなければいいんですけどね)。
結果が出るのは9月上旬。
励ましてくださった皆さん、ご迷惑をお掛けした皆さん、ありがとうございました。