大人夏休み最終日、薪の棚の続きは後回しにして・・・。
今日はこれを使います。
グラインダーに鉄工用の切断砥石をセットしたものと、使わなくなったドライヤー。
今年の目標「鉄を使えるようになる」。
雑誌を壁に立てて飾る時の押さえを、鉄棒を曲げて作ってみることにしました。
実は、私達が以前載せて頂いた「自休自足 vol.25」に、DIYで鉄を使う特集が載っていたのです。
まずは鉄棒を40cmくらいに切ります。
工房にバイスがあったはずと思っていたら、自宅に忘れてきたみたい。
台にクランプで固定したハタガネで鉄棒をはさんでみました。
これをグラインダーで切断。火花が出るので、慎重に少しずつ。
軟鉄は熱すると曲げやすくなるらしいので、バーベキューの残りの木炭と木っ端で火をおこします。
ドライヤーを使うは「自休自足」に載っていた方法で、どうやらふいごの代わりになるようです。
火が落ちないようにずっと風を送り続けると、鉄棒の先が赤くなってきました。
曲げるために、鉄棒の先をパイプに少し入れてぐぐぐーっと曲げていきます。
「鉄は熱いうちに打て」と言うのは本当で、冷えて赤味がなくなるともう曲がりません。
また火に入れて熱くして・・・の繰り返し。
むむー・・・鉄が柔らかくなっているので曲げることはできるんだけど、思ったように直角に曲がらないなあ。
パイプとの径の差がありすぎるからみたい。もっと細くて丈夫なパイプだったら、思い通りに曲げられるかも。
鉄棒の右に写ってるのは、2mmの針金で作った数字の「2」。
同じように火で熱して、アンビルの上でハンマーで叩いて作りました。こちらは細いのでペンチで曲げられます。
この辺までやったところで、暑くてギブアップ(^^;。鉄工所の方は大変ですね。
さてさて、今日の反省。
ドライヤーはずっと稼動させてると熱くなる(火の近くなのでなおさら)。
よく考えたらうちにはエアーコンプレッサーがあるので、エアダスターで風を送り続けた方がよかったかも。
あと、鉄棒9mmはちょっと太すぎて曲げるのが大変。6mmくらいの方が楽そう。
でも実は鉄棒を売ってるところがなかなか見つからなかったんです。ホームセンターには異形鉄骨しか売ってないし、うちの近くには鋼材屋さんがあまりなくて結局ネットで9mmの鉄棒を10本セットで買っちゃったんだよねー。
いつも慣れてる木材とは違って勝手が分からないけど、でも鉄の形が変わってくのって楽しい!
ちょっとずつ道具を揃えて、チャレンジを続けようと思います。