壁材について

これいいかなあ、と思ったエコ・オーガニックハウス社の『貝灰しっくい』についてメールで問い合わせしたら、なんとうちの自宅をリフォームしてくれた建築士さんからFAXが来てビックリしました。エコ業界は我々の知らない所でつながっているらしいですよ・・・。

この漆喰は下地に石膏プラスターを下塗りすること、とHPに書いてあったので「混ぜ物の少ない、安全な石膏プラスターがあったら教えて下さい」ということで(シックハウス対応の業者さんなので)聞いてみたのですが。
やはり既調合品である石膏プラスターには「良くないものが入って」いて、「他に良い商品はありません」とのこと。
「良くないもの」というのが漠然としていたので、まうちんさんが日本プラスター社のBBSで質問してみました。

日本プラスター社の回答:
「NP Gプラ(ラスボード専用の石膏プラスター)は、石膏に骨材、のり(メチルセルローズ系)、繊維の組成になっております。(中略)今問題になっている化学物質の揮発につきましては、問題ございません。しかしながら、「過度の化学物質過敏症」の方に絶対に大丈夫かとご質問をいただいた場合、大変恐縮ですが、絶対とは申し上げられません」
とのことでした。
ちなみに仕上げ材や石膏ボードとの接着性を考えると、混ぜ物の無い下塗り材はまず無理ではないか・・・ということです。
(余談ながらここの会社はBBSでの回答も1時間以内ととても早くて、きちんと対応して頂いたので、我々の間では高評価です。)

で、うちの自宅での施工は「ラスボードに貝灰しっくいを直塗り」らしいことが分かりました。
リフォームしてから5年くらい経つのですが、未だに剥がれたりしてないし化学変化によるガスが出てきたということもないようです。

さて。
選択肢はだいぶ絞られました。
 1:自宅と同じようにラスボードに漆喰を直塗りしてしまう
 2:漆喰を上塗りするので多少の混ぜ物はOK、ということにして石膏プラスターを下塗りする。
1の方がもちろん楽ですが、2の方が「アルカリ性と酸性のものを直接触れさせない」という点では理にはかなっている。
まだ迷い中ですが、どちらも下地がラスボードであることは変わりないので、そこまではやってしまおうと思います。

そうそう、前述の建築士さんからは「ケイ酸カルシウム板を貼った上に安全な塗料を塗るという方法もあるよ」というご助言も頂きました。
ありがとうございました。

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