ほぞについて考える


なんて、たまには木工らしいことを。

今日はリビングのドアを作ってました。薪ストーブの脇の開口部、シャッターがついてるからドアは後からで・・・と言って早1年半。
そろそろシャレにならなくなってきたので、鋭意作成中です。

このドア、横物は100mm幅です。ほぞは縦に2枚に分けることにしました。
材料が幅広の場合は2枚ほぞの方が収縮の影響を受けにくい、と訓練校でも習った(ような気がする)し、現場でもそうしていました。

でもほぞ穴を開けながら、ちょっと考えちゃったんです。
2枚にした場合は両端でほぞを効かせて、中央の部分はあまりきつくしません。きつくしすぎると横物が割れる可能性があるので・・・というのは、親方から習ったこと。
しかしこれだと横物が縮んだ時は全体に縮むことになって、やっぱりほぞがゆるくなるんじゃないのかな?と思ったんですが。

まあこっちの方が接着面が多くなるとか、穴を掘る柱材の方の強度が下がらないとか、色々他にも利点はあるようなんですけど。

どなたかご存知の方がいたら教えてください。ぺこり。

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