柿渋で扉塗り

工房には今日が初出勤。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

扉の塗装は何にするか迷ったのですが、柿渋にしました。
以前から屋外の塗装に使ってみたかったので、実験を兼ねて。

柿渋100ccに対して、写真のスプーンで顔料の松煙2杯と弁柄1杯を入れました。
松煙は黒、弁柄は赤の顔料で、仕上がりは古色っぽいこげ茶を目指してます。

扉が大きいので庭で塗装開始。刷毛でのせた柿渋を古布で塗り広げます。

試し塗りでは色が薄いように感じた、ホームセンターで買った柿渋。以前ネットで専門店から買ったものより薄い気がして・・・。
でも塗っている間にも、太陽に当たってどんどん色が濃くなっていくのです。
2度塗りしたらいい感じに仕上がりました。

容器の裏には「水道水で倍に希釈すると色ムラなく仕上がります」と書いてありましたが、水で薄めるとちょっと薄すぎるかも。
今回は原液のまま塗ってこんな感じです。

この上に荏油を塗っておしまいの予定。さて、自然塗料がどこまで持つかな。

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