昨日、青色申告の書類を出してきました。
雪が降っていたにも関わらず白色の記帳相談は混んでいて、「青色なんですが」と言って奥の相談コーナーに通してもらう。
2週間程前に、地元商工会の無料相談でだいぶ丁寧に見てもらっていたので、当日確認したいことはごく簡単なことだけだったんだけど。
去年白色なのにここで相談した時も、申告書の内容についてはある程度乗ってくれていたので、それくらいはやってくれるだろうと思って。
ところが、相談コーナーに座ってたおばちゃんは、書類を見るなり「複式簿記はしばらくやってないから分からないのよね~」。
「じゃあ、申告書の方だけ確認してもらえますか?収入の欄に書くのは、青色申告書のこの値でいいんですよね?」と聞いたらそれも分からず、隣の人に聞いたら「大丈夫、合ってますよ」とのこと。
そして私が青色申告会の会員でないと知ると
「あのね、ここは青色申告の相談のコーナーではないのよ。」と。
えええ???そうだったの???
「ここは青色申告会に入って頂くお誘いをする所なの。私も会員だけど、申告会に入れば、今あなたが分からないって言う記帳の内容(売掛帳で扱うべき事案かどうかを聞いた)もちゃんとお勉強できて、分かるようになるのよ」
・・・って言われても、あなた今分かってないじゃないですか。説得力ないです。
まあ、毎日の記帳をあまり迷いなくできるようになったのは、去年の青色申告会の勉強会のおかげなので、その点は感謝してるんですが。
私が今ここに座っているのは、去年白色のコーナーからここに連れて来られて、執拗に青色申告を勧められたからなのよ(でも、税務署員が申告会の勧誘コーナー(?)に市民を連れてくるのって正しいのかなあ)。
露骨に申告会の勧誘になってきたので、
「それは存じませんで失礼しました。青色申告の相談コーナーだとばかり思っていたもので(にっこり)」と言って退散することにする。
だって、「毎月税理士さんにたくさん払ってる方も、申告会に入れば年会費だけで済むのよ」って言われても、そもそも毎月税理士さんにお願いしようと思ってないし。
記帳は自分でやっていて、申告書はソフトで出力しましたって言ってるのにさ。
そして、極めつけは
「あら?あなたのお名前を『従業員』の欄に書かなくていいの?」と言われ。
つまりおばちゃんは、家具屋をやっているのは夫で、私が従業員として手伝ってるのだと思い込んでいたのだ。
そして夫の代わりに申告書を出しに来たのだと思ったのね。
一番最初に「私は家具屋をやっていて、材料を買って家具を作ってお納めする仕事をしています」って説明したのになあ。
先入観って恐ろしいねえ。
で、青色のコーナーを出て、そのまま提出してきました。
なんだか脱力。
***
先月行った商工会議所では、商工会会員は税理士さんに書類を見てもらえるシステムなようでした。非会員だと職員さんが書類を見て、分からない部分だけ税理士さんに相談している感じ。
それでも、持って行った書類に全部目を通してくれて、前年以前に購入したものの減価償却の入力については、持参したノートパソコンを一緒に見てほぼつきっきりで教えてくれた。
そのおかげで、今回無事提出できたと言ってもいいくらい。
どちらかに入会しろ、と言われたら間違いなく地元商工会に入ろうと昨日決心しました。
先日も勧誘されたら入ろうかと思ってたんだけど、勧誘すらされなかったんだよねー(申告会とは大違い)。
そうそう、町田の商工会はFC町田ゼルビアを応援しているので、その点でもちょっと株が上がってます。
商店街の各お店に飾ってあるゼルビアのタペストリーがもらえるんだったら、入会したいなあ。