カフェ椅子の修理

春のことですが、お知り合いになったカフェの店長さんから椅子の修理を依頼されました。
カフェの表で看板を置くのに使っていた椅子、雨風に当たって合板がかなりひどい状態になってしまったとのこと。
開店のお祝いに頂いた椅子なので、なんとか直してほしい・・・とのご依頼でした。


Before
塗装と合板の接着がはがれ、かなりボロボロの状態です。
せっかくうちで修理するなら無垢板で直してみても良いですか?と確認して(笑)、修理開始。


オニグルミで背板を作ってつけてみました。
金属の脚に細い穴があいていて、元々はここに合板が差し込んであるつくりでした。
今回は穴に合わせて板の端を細く加工して、穴にぴったり入るようにしました。


元の椅子は背板の文字がとても可愛かったので、新しい椅子の背板にも同じものを残すことにしました。
トレーシングペーパーで文字を写し取り、紙で抜き型を作って塗料をスポンジにつけて上からポンポン。うまく行きました!


After
座面の形は前とは少し変えたのですが、学校椅子の可愛らしい雰囲気がうまく再現できたんじゃないかな?

文字入れした部分はこんな感じ。

後日お届けしたら、「うわあ~かわいい!!」と喜んで頂けました(^^)
屋外で使うとどうしても劣化が激しいので、これからはお店の中で使って頂けるようです。

K様、ご依頼ありがとうございました。

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