先週末は岐阜に行ってきました。
行き先は、うちで使うオニグルミ材のほとんどを担っている材木屋さん。
前回の訪問は5年前。その時は家族で伺いました。
機嫌の悪い娘を抱っこして製材工場を見せてもらい、事務所で社長のお話を聞きながらも泣き続ける娘、チョコをもらっても全然泣き止まない・・・(涙)
もう、行ったのが良かったのか悪かったのか分からない、、とやさぐれたもんでした。
今回はひとり旅。
おかげでゆっくりとお話することができました。
夫と娘よ、ありがとう!
「ちょうど3日前に出た丸太があるよー」と材木屋さん。
写真の左側がオニグルミの丸太。
見づらいかい?とフォークで手前にごろんと出してくれる。
丸太と製材・乾燥までの見積もりを出してもらって(その前からほぼ心は決まってたけど)、こちらの3本を購入。
その場で挽き方を相談して、うちでの使い方に合った厚みで挽いてもらうことにする。
スタンダードな方法だと芯を抜いた幅広の部分で厚板を取るようだけど、うちでは少し薄めの天板の方が良く出るので、そちらをメインに。
厚い板は椅子の脚に良く使う、と話したら「じゃあ欠点のありそうな部分を厚く挽くかな」と(木取りの時に避けられるからね)。
普段、メールや電話ではなかなか伝わらなかったことが、どんどん伝わる。
共木で買えることの大きな価値、私が大切にしている物語、お客さんとの共有。
お客様の了解を得て、丸太からダイニングテーブルになるまでのフォトブックもお渡ししました。
あのね、ほんとうに行って良かった!!
来年もこの時期にぜひ行きたい。
次の年の冬から使う材を仕入れに行って、それを使ってずっと家具を作りたい。
新たに心が決まった旅でした。
*****(おまけ)*****
翌日は「水曜どうでしょう」と同じサイコロの旅をして、勝沼まで迎えに来てくれた夫と娘。
色んなおうちで干してる柿が見事で、百匁柿(渋柿)を買って帰ってきました。
おいしい干し柿も作らなくては(^^)