さて、猴硐から台湾鉄道で一駅戻って瑞芳駅へ。
ここからタクシーで10分ほど行くと、あの有名な九份があります。
台湾のタクシーは安い(ただし運転が荒くて怖い!)。
駅から九份までは一律料金で205元(約700円)、バス便もあります。
猫村については色々調べてたのに、九份はあまり下調べしてなくて、とりあえず人波に着いて行く。
今、台北ナビの地図を見たら、「軽便路にはアート感漂う店がひっそりと並んでいます」って書いてある。。
そっちの方が我々好みだったかなあ。
土産物屋が左右にずらりと並ぶ道を、ぐるぐる歩きました。
人・人・人でずっと列を作っている状態、唯一の救いは雨じゃなかったことくらい。
だんだん疲れてきて、途中で道を離脱して空いてる階段で休憩。
夜の提灯は風情があるのかもしれないけど、もう人ごみはいいやーと近くの茶芸店でお茶する事に。
思ったよりも早く九份を離脱。
他の人の参考にならないことを重々承知の上で、私たち多分もう九份には行きません(笑)
お腹いっぱいだったのもあるけど、あの人ごみの中で買い食いするのもけっこう大変そうだなあ。
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また電車に乗ってホテルに戻って、一息ついて。
夜はMRT国父記念館駅から歩いて『北大行』へ。
昼間のうどんの美味しさが忘れられなくて、鶏うどんと甘辛の肉うどんと酔っぱらい鶏(小)も。
ここももちろん、美味しかったです。
でも・・・なんだろう。ちゃんとしたお店よりも、町の食堂の方が味に勢いがあっておいしい。
口の中に、さっと肉の旨味が広がる。食べ物のパワーを感じます。
この日の夕飯は710元(約2,500円)。
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混んでる店内で相席したのは車椅子の女性で、ひとりで夕飯を食べに来ていた様子。
台北では車椅子の人を良く見かけましたが、一人の場合も押してもらってる場合も町に溶け込んでいて、そこにいるのが当たり前という感じ。
日本だとどうして、特別な感じに見えてしまうのかなあ・・・としばし考えてみたり。
台湾の人たちはとても親切で、日本人よりフレンドリー。
駅で路線図を見上げてると「ニーハオ?」とすぐに話しかけてくるし、電車では必ず娘に席を譲ってくれました。
お店はどこも明朗会計で、日本人だからとボラれたことも多分ありません(観光地価格はあるけど)。
細かいことは気にせず、電車内で携帯で話したり、道ばたでポケモンGOやってる人もたくさん。
でもなぜか日本にいる時のように気にならない。
すっぴんにスニーカーの女性も多いので、私は日本にいる時よりリラックス(笑)
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